朝青龍と白鵬の対戦成績(29番勝負 2)|白鵬の大関時代は3勝3敗、決定戦を含め朝青龍15勝14敗

朝青龍と白鵬は本場所で29番対戦し、優勝決定戦4番を含めると朝青龍の15勝14敗。本割の25番に限ると白鵬の13勝12敗になる。決定戦は朝青龍が3勝1敗。決定戦を含めて白鵬の地位別に見ると、関脇以下の白鵬には朝青龍が7勝3敗、大関の白鵬とは3勝3敗、横綱どうしになってからは白鵬の8勝5敗だった。

数字は相撲記者・田口 通廣の連載「朝青龍対白鵬29番勝負」1〜5回の星を当サイトが足したもの。田口自身も知られざる(?)白鵬(2015年)で本割は白鵬の13勝12敗、10大横綱に迫った力士4(2023年)で優勝決定戦を含め朝青龍の15勝14敗と書いている。この回(2回)は白鵬の大関時代を扱う。

目次

朝青龍と白鵬の対戦成績|白鵬の地位別の29番

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初対決は平成16年九月場所で、白鵬は前頭3枚目、朝青龍はすでに横綱だった。連載の区切りは白鵬の地位の変わり目にあたる。各回の星を並べると次のようになる。

白鵬の地位(期間)番数朝青龍の成績
関脇以下(平成16年九月〜平成18年三月)10番7勝3敗(決定戦1番を含む)
大関(平成18年五月〜平成19年五月)6番3勝3敗(決定戦1番を含む)
横綱・第1ラウンド(平成19年七月〜平成20年五月)4番3勝1敗
横綱・第2ラウンド(平成21年一月〜平成22年一月)9番2勝7敗(決定戦2番を含む)
計29番15勝14敗(決定戦4番を含む)
朝青龍の側の勝敗。期間はどれも場所。出典=田口 通廣の連載1〜5回(2026年8月)の星の並びを当サイトが足した。本割だけなら25番で朝青龍の12勝13敗(白鵬の13勝12敗)

連載との対応:関脇以下=1回/大関=2回(この記事)/横綱・第1ラウンド=3回・4回/横綱・第2ラウンド=5回

横綱どうしの13番(優勝決定戦2番を含む)は、朝青龍の5勝8敗になる。田口も2023年の記事で、白鵬の地位別に朝青龍の成績を関脇以下7勝3敗・大関3勝3敗・横綱5勝8敗と並べ、白鵬が強くなるにつれて朝青龍が勝てなくなっていったと見ている。

優勝決定戦は4番|朝青龍の3勝1敗

場所決定戦の勝者(決まり手)その場所の本割
平成18年三月場所朝青龍(下手投げ)白鵬が勝った(2敗どうしの決定戦)
平成19年三月場所白鵬(はたき込み)14日目に朝青龍が勝って並んだ
平成21年一月場所朝青龍(寄り切り)千秋楽に白鵬の寄り倒し
平成21年九月場所朝青龍(すくい投げ)千秋楽に白鵬の寄り切り
出典=田口 通廣の連載2回(この記事)と5回(朝青龍対白鵬29番勝負 5)

4番のうち3番(平成18年三月・平成21年一月・平成21年九月)は、その場所の本割で白鵬が勝っていた相手に、決定戦で朝青龍が勝っている。

平成18年三月場所|関脇の白鵬と横綱朝青龍の優勝決定戦

平成18年三月場所、白鵬が関脇として最後の場所で、横綱朝青龍と優勝決定戦になった。千秋楽をともに1敗で迎えた両雄が、そろって負けたためである。白鵬は大関魁皇に、朝青龍は大関栃東に敗れ、2敗どうしの決定戦になった。

本割では白鵬が勝ったが、決定戦は朝青龍が下手投げで制した。朝青龍の16回目の優勝だった。白鵬は場所後、大関に昇進した。

平成18年五月場所・七月場所|新大関で初優勝、綱取りは持ち越し

翌五月場所、白鵬は新大関の場所で初優勝した。成績は14勝1敗で、元大関雅山との優勝決定戦に勝った結果だった。白鵬はこの初優勝を「人生で一番嬉しかったこと」と語っている、と田口は書いている。この場所は朝青龍が途中休場したため、対戦はなかった。

朝青龍と白鵬
朝青龍と白鵬

大関2場所で横綱に昇進するか。そんな話題のなかで七月場所が始まった。朝青龍は初日から連戦連勝し、2敗の白鵬は追ったが及ばなかった。14日目に全勝の朝青龍の優勝が決まった。

千秋楽の朝青龍と白鵬の対戦は白鵬が勝ち、13勝として綱への望みをつないだ。だが、朝青龍の独走を許したため、白鵬の横綱昇進はなかった。

白鵬の大関時代の朝青龍戦は3勝3敗

白鵬の大関時代の朝青龍との対戦成績は、3勝3敗で並んだ。田口は星の並びをこう書いている。

白鵬3(ー○●ー●●○○)3朝青龍

白鵬は大関4場所目にケガのため全休している。星の並びの「ー」は対戦がなかった場所で、平成18年五月場所(朝青龍の途中休場)と大関4場所目(白鵬の全休)にあたる。この3勝3敗には、平成19年三月場所の優勝決定戦の1番を含む。

平成19年三月場所|決定戦は白鵬のはたき込み

平成19年三月場所、朝青龍は初日と2日目に連敗したが、そこから13連勝した。1敗の大関白鵬は14日目に朝青龍と対戦し、敗れて並ばれた。

千秋楽はともに勝って優勝決定戦になり、白鵬がはたき込みであっさり優勝を決めた。

優勝決定戦 白鵬(はたき込み)朝青龍
優勝決定戦白鵬(はたき込み)朝青龍

平成19年五月場所|全勝優勝で横綱昇進

翌五月場所、白鵬は再び横綱をかける場所を迎え、全勝優勝を達成した。文句なしで横綱昇進を決めた。

田口は当時、白鵬倶楽部に所属していた。まだ横綱のよの字も見えないころ、宮城野(元竹葉山)親方からこの場所を目指すことを聞かされていた、と書いている。新横綱の場所からの横綱どうしの対戦は朝青龍対白鵬29番勝負 3に続く。

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朝青龍と白鵬の対戦成績についてよくある質問

Q. 朝青龍と白鵬の通算の対戦成績は?
A. 優勝決定戦4番を含めた29番で、朝青龍の15勝14敗です。本割の25番だけなら白鵬の13勝12敗になります。

Q. 優勝決定戦では何回戦いましたか?
A. 4回で、朝青龍の3勝1敗です。平成18年三月場所・平成21年一月場所・平成21年九月場所は朝青龍、平成19年三月場所は白鵬が勝ちました。

Q. 横綱どうしの対戦成績は?
A. 優勝決定戦2番を含めた13番で、白鵬の8勝5敗です。平成19年七月場所から平成20年五月場所までは朝青龍の3勝1敗、平成21年一月場所から平成22年一月場所までは白鵬の7勝2敗(朝青龍の2勝はどちらも優勝決定戦)でした。

Q. 初対戦と最後の対戦はいつですか?
A. 初対戦は平成16年九月場所で、白鵬は前頭3枚目でした。最後の対戦は平成22年一月場所の千秋楽で、白鵬が寄り倒しで勝ちました。

Q. 白鵬が大関だったときの朝青龍戦は?
A. 平成19年三月場所の優勝決定戦1番を含めて3勝3敗です。白鵬は大関4場所目にケガで全休しており、平成18年五月場所は朝青龍が途中休場したため対戦がありませんでした。

▶ 連載「朝青龍対白鵬29番勝負」:朝青龍対白鵬29番勝負 1/2(この記事)/朝青龍対白鵬29番勝負 3/朝青龍対白鵬29番勝負 4/朝青龍対白鵬29番勝負 5

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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