大相撲

2021年入門者数と引退者数

これまで力士数の変遷というテーマで取り
あげてきた。今回視点変えて入門者数と引退
者数から捕らえてみた。力士数は何人が適切
か。本来は十両昇進のメドがたたなくなった
ら、野球でいう無駄飯をいつまでも食べる
べきではないという見方がある。あるいは
年齢で区切って、例えば28歳までに十両に
昇進できなければ引退という方法も考えられ
る。今のところ相撲界にはそうした動きは
ない。

一月場所は入門者3人に対し、引退は14人と
なった。早くも差が出た。三月場所は就職
場所といわれるように多くの入門者数となる。
通常なら一番出世と二番出世と2回新序出世
披露が行われる。ところが、学校の卒業式
などで学校に戻るケースが出るため、コロナ
禍ということで一元管理できないため、前
相撲が実現しなかった。

<菅野>

なお、外国人の入門者はビザの関係で翌場所
土俵に上がれないケースが多い。三段目付出
で菅野、西山がデビューしている。引退は
長い間休場が続いた横綱の鶴竜が場所中に
引退を表明した。なお、引退は20人で今年
最大の数になった。

<鶴竜>

五月場所は入門者数11人、引退者数19人と
再び引退者数が上回った。石崎が三段目付出
で土俵にあがっている。7戦全勝で優勝して
いる。七月場所は入門者数が最も少なく2人
であった。引退者数は12人出た。そのなかに
勢、旭日松、豊響の元関取が相次いで引退
した。勢は幕下降格後2場所全休して、七月
場所前に引退した。

九月場所は入門者数5人、引退者数14人と
なった。最大の引退者は大横綱白鵬であった。
七月場所全勝優勝で復活しただけに、意外な
感じがした。なお、九月場所は部屋ごと休場
であった。右ひざ限界ということで九月場所
後に引退した。ほかに関取経験者として磋牙
司、竜虎が引退している。竜虎は体力の限界
というより、部屋での人間関係に原因があっ
た。

<白鵬 右はKONISHIKI>

十一月場所は入門者数5人、引退者数6人で
あった。カザフスタンの金峰山、勝呂が三段
目付出でデビューしている。金峰山が優勝
している。関取経験者の千代鳳が引退を表明
した。2021年は引退者数が、入門者数を24人
上回る結果になった。

<金峰山>

お歳暮を送りました。
興味深いテーマをこれからもお届けします

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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