月別アーカイブ:2018年07月

4場所経過した平成30年年間最多勝レース

2018/7/31    

鶴竜と栃ノ心がハイレベルで争っていた年間 最多勝が、両力士が途中休場したことによっ て、にわかにあやしくなってきた。4場所が 経過した年間最多勝レースはどのように変化 したか。4場所までの経過をまとめ ...

関脇優勝その翌場所2

2018/7/30  

東西合併後年4場所だった大相撲は、昭和 8年から年2場所制に戻っている。この時期 関脇で優勝した力士は翌場所皆大関に昇進 している。 男女ノ川の関脇優勝は実は2回目の優勝で ある。男女ノ川は昭和7年に ...

御嶽海、15日間の戦いを採点する

2018/7/29    

七月場所、横綱・新大関があいついで休場 するなか、御嶽海はまさかの快進撃で前半を 全勝で折り返した。常にトップに立ち続け、 最後まで譲ることなく突っ走り、14日目に 優勝を決めた。 立ち合いからの当た ...

関脇優勝その翌場所1

2018/7/28  

七月場所関脇御嶽海の優勝の余韻を残す場所 後である。いつの時代も初優勝はどこか感動 的である。御嶽海は関脇で優勝しながら、 大関は来場所かけることになる。三月場所 7勝8敗、五月場所9勝6敗では無理か ...

続旧貴乃花一門は呼称なしのその他に分類

2018/7/27  

決まり手係だった親方がかつてこう言った ことがある。「マスコミの決まり手が正式な 決まり手になるのではありません。協会が 決定した決まり手が正式な記録になるのです」 これは報道されたことは必ずしも日本 ...

初優勝御嶽海、栄光のグラフ

2018/7/26  

3横綱・新大関が休場するなか、御嶽海が 堂々たる相撲で昭和55年一月場所の三重ノ海 以来の優勝を出羽海部屋にもたらした。 関脇の優勝は平成27年五月場所の照ノ富士 以来で、25人目である。朝汐が2度関 ...

平成30年七月場所総評

2018/7/25    ,

★七月場所の相撲人気について 七月場所は珍しく、発売日即日完売になら なかった。土日祝日13日目は完売だが、平日 は、けっこう最後まで残った。もっとも発売 日即完売は、ダフ行為が要因の面はある。 高値 ...

■名古屋千秋楽 御嶽海大関昇進のハードル

2018/7/24  

千秋楽、御嶽海の対戦相手は逸ノ城ではなく、 3敗の豊山であった。逸ノ城ではなく豊山 との対戦は吉とでるか凶とでるか。ところが これが予想に反して大熱戦となった。それも 離れての攻防が多く、最後は正面で ...

■名古屋14日目 大相撲にほしい将来の大物

2018/7/24    

御嶽海が栃煌山をくだし、堂々たる初優勝を 達成した。御嶽海は大関陣が崩れるなか、 よく踏みとどまってくれた。御嶽海がいな ければ乱戦・混戦になって、場所は収拾が つかなかくなるところだった。 <御嶽海 ...

■名古屋13日目 大関の失墜

2018/7/24    

「大関に勝たなくては」と優勝に大関戦の 勝利にこだわっていた御嶽海だが、この日 豪栄道を寄せつけず、圧倒的な勝利となった。 後続は3敗のため、御嶽海が優勝を逃すケー スは、このあと連敗し、優勝決定戦で ...

■名古屋12日目 御嶽海対高安戦を斬る

2018/7/23  

全勝御嶽海の優勝は濃厚である。そうなると 誰が御嶽海を倒すかに注目がいくことになる。 御嶽海の12日目の対戦は4敗の大関高安で ある。高安はどうも調子に乗り切れない傾向 がある。 相撲はこう展開した。 ...

■名古屋11日目 高安の限界

2018/7/23  

高安がまさかの相手に負けた。対戦相手は 眠れる巨像逸ノ城である。今場所の逸ノ城は ピリっとしない。破壊力がない。抵抗なく 負けている。ここ数場所、逸ノ城の強さが 復活してきた、と思わせたが、今場所は元 ...

■名古屋10日目 強者の激突なき優勝争い

2018/7/23  

場所は3横綱1大関が休場している。その 分残された者ががんばる、とはいかなかった。 そのマイナスの影響がもろにでてしまって いる。御嶽海はりっぱだが、もう一人優勝を 争う強者と「両者激突の一瞬来たれり ...

【7月22日】関脇以下の優勝力士キラー6

2018/7/17  

昭和49年五月場所から57年一月場所までの 優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・ 大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・ 大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士 は、対象外とさせていただいた。 ...

【7月21日】横綱稀勢の里の立ち位置

2018/7/17  

稀勢の里の休場が恒例化している。権利が あれば義務がある。権利の行使となる「休場 しても地位は横綱のまま」なのだが、横綱の 責任を果たしていない。これでは休場にいい 意味での甘えなどありえない。これ以 ...

【7月21日】専門誌へのアプローチ

2018/7/17  

学生時代はプロレスと大相撲に明け暮れて いた。大学を卒業したらプロレス専門誌「ゴ ング」の日本スポーツ出版社か相撲専門誌 「大相撲」(読売「新聞社)の就職を考えて いた。 日本スポーツ出版社は、あるス ...

【7月20日】白鵬63連勝の中身

2018/7/17    ,

NHKの解説者だった玉の海梅吉さんが、 双葉山の69連勝の話題になったとき「この 連勝には私も大分貢献してますな」と語った ことがあった。実際双葉山の69連勝には玉ノ 海の名が5度登場している。昭和1 ...

【7月20日】日馬富士の時代

2018/7/17    

安馬は技能派の力士であった。それが大関に なり、優勝し、横綱にまで上り詰めることは 予想外のできごとだった。優勝は9回であっ た。きりがいい10回まではいきたかったの かもしれない。それでも日馬富士は ...

【7月19日】大相撲幕内年齢番付

2018/7/17    ,

2018年七月場所の番付を基に大相撲幕内年齢 番付を作成してみた。年齢は2018年7月31日 現在とした。(年齢を出す必要上西暦を使用) それが以下である。 これをみると鶴竜32歳、白鵬33歳、稀勢の ...

【7月18日】大関の通信簿新版

2018/7/16    

今場所、高安、豪栄道の両大関はそろって カド番である。高安は大関になりたてのころ は期待はずれの1ケタ勝利が続いた。今年に 入って連続12勝をあげたと思った矢先、翌 場所全休とどうも長続きしない。 & ...

【7月18日】安馬の時代

2018/7/16    

<引退相撲の案内> 9月30日、日馬富士の引退大相撲が開催され る。日馬富士はスピードと集中力で取る力士 であった。現代ではそうしたタイプは少ない だけに貴重な存在だった。筆者は日馬富士が 国技館から ...

【7月17日】平成30年七月場所の行方

2018/7/16    

3横綱と新大関が休場で一転異常事態となっ た七月場所。場所はなんとも物足りなく、 見所が少ない場所になった。番付の意味が 失われた七月場所。結びの一番がカド番大関 では何とも締まらない。横綱は高齢化し ...

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■名古屋9日目 熱闘豪栄道対輝戦に大相撲の本質

2018/7/16    

3横綱、新大関が休場するなかでは、どうし ても取組は寂しくなる。9日目、三役同士の 取組は高安対玉鷲戦のみであった。横綱・ 大関が7人いたときは8日目で横綱対大関戦 が組まれたことがあったことを思うと ...

◆お知らせ(予告)賢明な読者の皆様へ

2018/7/15    

土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠に ありがとうございます。暑さに負けず、足を 使い、この目で見た生の大相撲をお届けする ために七月場所の10日目から千秋楽まで名古 屋に赴きます。その間以下の大相撲 ...

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■名古屋8日目 場所を面白くするカギは高安と貴景勝

2018/7/15  

今日の御嶽海の表情は堅かったように映った。 そのせいか、相撲は千代の国のいなしに泳い だ。こらえて前に出て勝負はきまった。考え 過ぎると敵は千代の国ではなく、自分自身に なる。御嶽海は初日から8連勝で ...

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■名古屋7日目 乱戦混戦を防ぐ存在御嶽海

2018/7/14    

休場の流れがいっこうに止まらない。ここへ きて栃ノ心まで休場してしまった。負けが こんでのことではなく、足の親指を痛めたと いうのだから事態は重かった。勝ち越しへ 向け、途中出場があり得るかもしれない ...

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■名古屋6日目 横綱不在、栃ノ心に土で不安な土俵展開

2018/7/13  

そして横綱はいなくなった。鶴竜がまさかの 休場である。そうとう早く決まっていたのか 朝のワイドショーで急遽報道された。それに しても3横綱の休場で横綱・大関リーグ戦が 3番に減ることになる。当然横綱の ...

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■名古屋5日目 暗転の一人横綱

2018/7/12    

鶴竜がおかしい。前日に続き阿炎相手に引き 技にでてあっけなく敗れた。鶴竜が連敗した のは、一月場所以来である。このときは終盤 4連敗している。フル出場して前半で2敗 したのは、平成29年三月場所以来で ...

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■名古屋4日目 白鵬休場で急に冷え込んだ本場所

2018/7/11    ,

今日から白鵬が突然休場した。本場所でどこ か痛めた様子は見られなかっただけに意外な 感じがした。ケガは支度部屋だという。白鵬 の休場で土俵が急に冷え込んだ。横綱同士の 一番はなくなった。そして横綱・大 ...

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■名古屋3日目 千代の国大健闘と栃ノ心への戒め

2018/7/10  

3日目、満員札止めのなか取組はたんたんと 進む。この日意外と言っては失礼だが、千代 の国対大関高安戦は予想を超える大熱戦に なった。地位も体格的にもはるかに高安が まさっているにも関らず熱戦となった要 ...

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■名古屋2日目 再び遠のく日本人優勝

2018/7/9    ,

初日、正代を油断ならない力士になってきた と書いたばかりだが、今日の白鵬戦はなす すべなく簡単に負けた。最初立ち合い手つき 不十分のやり直しで、気力がそがれたわけ ではないだろうけど、それにしてもあっ ...

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■名古屋初日 明暗分かれた横綱・大関陣

2018/7/8    ,

8日から七月場所が始まった。異例な事態は ここ数日、西日本を中心にやまない大雨を もたらしていることである。交通機関は動い ているのか。動いていても時間がかかるケー スも出てくる。降りすぎた大雨の地域 ...

H30年名古屋 横綱・大関に挑む10人のサムライ

2018/7/7    

七月場所が明日8日からスタートする。今場所から栃ノ心が大関に加わる。横綱稀勢の里はいつも通り休場となる。大関高安は土俵に戻ってくる。2横綱3大関に上位力士が挑むカタチになる。フルに挑む力士は、上位に新 ...

復活が遠のく稀勢の里

2018/7/6  

稀勢の里の休場が正式に決定した。七月場所 出場しても自信をもって相撲が取れないと いうことなのだろうが、毎場所同じことを 何度も繰り返している。きちんとした再起 計画に基づいてなら、何月までに7分の復 ...

白鵬優勝の可能性を探る

2018/7/5    

白鵬が稀勢の里と稽古したり、胸を貸したり と話題を呼んでいる。その白鵬は今年に入っ て相撲人生初の連続休場をした。昨年は2回 休場しながら、3回優勝したが、今年はまだ ない。五月場所は終盤失速して、優 ...

鶴竜のカモと苦手3

2018/7/4  

鶴竜が対戦成績で差をつけている力士をみて いこう。鶴竜が6番以上取って、1度も負けていない力士が4人いる。正代、魁聖、千代 大龍、豪風である。正代には8勝0敗である。 すべて鶴竜が横綱になってからのた ...

鶴竜のカモと苦手2

2018/7/3  

鶴竜の苦手をもう少しみていこう。苦手の 一人は七月場所関脇に復帰した御嶽海である。 4勝3敗とかなり接近されている。三月場所 は鶴竜対魁聖戦を組んだ関係で両者の対戦は なかった。横綱対関脇戦がないのは ...

鶴竜のカモと苦手1

2018/7/2    

五月場所、初の連続優勝を見事成し遂げた 鶴竜。五月場所鶴竜は、唯一の黒星を松鳳山 につけられている。松鳳山には12勝2敗と 特に取りにくい相手ではなかった。14日目 栃ノ心と優勝をかけて対戦したが、実 ...

関脇以下の優勝力士キラー5

2018/7/1  

昭和40年から49年三月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和40年一月 場所から部屋別総当たり制が始まった。それ ...

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