大相撲

鶴竜のカモと苦手3

2018年7月4日

鶴竜が対戦成績で差をつけている力士をみて
いこう。鶴竜が6番以上取って、1度も負け
ていない力士が4人いる。正代、魁聖、千代
大龍、豪風である。正代には8勝0敗である。
すべて鶴竜が横綱になってからのため、当然
と思える。だが、途中休場した場所が2場所
ある。それでも正代には負けていないので
ある。

魁聖には13勝0敗である。三月場所の対戦は
8場所ぶりであった。鶴竜が小結のときに
1度、大関時代に4度、横綱時代に8度対戦
しているが、1度も負けてない。千代大龍
には9勝0敗である。今年(平成30年)3場
所対戦があるが、平成26年九月場所以来だか
らずいぶんブランクがあったことになる。

06十四幕内 148鶴竜豪風
<H18年11月新入幕で豪風と対戦>

一番数字が大きいのが豪風である。20勝0敗。
なにしろ豪風とは新入幕のときから対戦が
ある。鶴竜の新入幕の対戦相手で現役は豪風
一人である。豪風の息の長さが窺える。平成
29年三月場所を最後に対戦がない。その対戦
自体も14場所ぶりであったのだから、鶴竜対
豪風戦はもう見られないかもしれない。

鶴竜が6番以上取って1度しか負けていない
力士が2人いる。1人は宝富士で13勝1敗で
ある。大関時代に1勝、横綱時代に12勝1敗
の成績を残した。この1敗は平成27年一月
場所で金星を与えている。もう1人は碧山で
17勝1敗である。ここ1年半、対戦はない。
唯一の黒星は平成25年十一月場所の大関時代
のものである。

20120709二日目幕内 782
<H24年7月 鶴竜対碧山戦初顔合わせ>

鶴竜にとって新大関栃ノ心は組みやすい相手
であった。対戦成績は22勝2敗である。初
対戦は平成22年一月場所。鶴竜が小結のとき
である。同年十一月場所関脇のとき1度敗れ
たが、それ以降19連勝していた。今年(平成
30年)の三月場所栃ノ心に敗れたのは2度目
のことであり、同時に連勝がストップした。
栃ノ心が急速に力をつけてきたのはここ3場
所であり、本当の勝負はこれからである。

100120十一日目幕内後半 319
<H22年1月 栃ノ心対鶴竜戦初顔合わせ>

鶴竜のカモと苦手を3回にわたってみてきた。
鶴竜は新入幕から69場所を経過した。昨年
低迷していた危機を脱出し、初めて連続優勝
を達成した。今後どういう対戦成績を残して
いくのか。初日は近い。
(この項目終わり)

食欲が落ちています。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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