大相撲

【7月18日】大関の通信簿新版

2018年7月16日

今場所、高安、豪栄道の両大関はそろって
カド番である。高安は大関になりたてのころ
は期待はずれの1ケタ勝利が続いた。今年に
入って連続12勝をあげたと思った矢先、翌
場所全休とどうも長続きしない。
180113初日前日 124
<高安>

豪栄道は大関ともに苦労が始まった。9場所
連続9勝以下である。2場所目には5勝10敗、
9場所目には4勝11敗と大敗している。大関
在位は先場所までで23場所になった。負け
越しは7場所になる。2ケタ勝利は3場所で
ある。

両大関は他の大関と比較してどのくらいに
位置しているのか。15日制が定着した三根山
以降の大関と比較してみた。
カド番は6場所制が定着した昭和33年から
3場所連続負け越しに変わった。清國が大関
に昇進した昭和44年七月場所から2場所連続
負け越しに戻った。ここではカド番ではなく
負け越し場所数として扱った。また、公傷
制度で休場した大関がいるが、成績としては
全休として扱った。また、休場率=(休場数
+不戦敗)/(大関場所数×15)とした。それ
が以下である。
大関1A
大関2A
高安は大関勝率は6割8分9厘でトップで
ある。これに続くのが琴風と把瑠都の6割
5分8厘である。ところが休場率となると
一転して高安が最下位である。34%である。
ワーストで続くのが栃東で28%である。負け
越し率は33%で3場所に1回は負け越して
いることになる。下から数えて12位タイで
ある。
161012豪栄道パレード 045
<豪栄道>

豪栄道の大関勝率は5割5分7厘で下から
数えて10位である。休場率は6%で14位で
ある。貴ノ花も6%だが、詳細では貴ノ花
6.27%。豪栄道6.38%とわずかの差だった。
負け越し率は30%で下から数えて15位である。

高安も豪栄道も現役である。数字はよくも
悪くも変えられる。今後どのような成績を
残していくか注視していく。

名古屋では相撲部屋にも行く予定です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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