大相撲

関脇以下の優勝力士キラー5

2018年7月1日

昭和40年から49年三月場所までの優勝力士
キラーをみていこう。ただし、横綱・大関
と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は
対象外とさせていただいた。昭和40年一月
場所から部屋別総当たり制が始まった。それ
は今日まで続いている。この時期は大鵬時代
から北の富士・玉の海へと移り、さらに輪島
が台頭してきていた。
キラー昭和40年1A
キラー昭和40年2A
昭和43年九月場所初日、5場所連続休場の
横綱大鵬が、技能派栃東にいきなり敗れる
という波乱のスタートとなった。しかし、
大鵬の48連勝(戸田戦の世紀の誤審を正しく
白星とした場合の数字)は栃東に敗れた翌日
2日目から始まったのであった。初日を終え
た段階では大鵬も栃東も知る由もなかった。
栃東父
<栃東のブロマイド>

竜虎が3場所連続優勝力士に勝った。大関
琴櫻、横綱大鵬、新大関清國を倒している。
関脇以下の3場所連続優勝力士キラーは、
これまで鏡里がいるが、2人目である。竜虎
は突っ張ってはたくという戦法を得意として
いた。元笠置山の秀ノ山は竜虎の相撲ぶりを
「あれは技能だよ」と笑いながら言っていた。
笑いながらが、ミソであって、竜虎の技能賞
はついに1度もなかった。
輪島
<横綱輪島>

昭和48年十一月場所は史上初の休場しながら
優勝という結末をもたらした場所であった。
前場所15戦全勝した横綱輪島は引き続き安定
した相撲を取り、27連勝まで進んだ。その
27連勝目の大関貴ノ花戦で右手人差し指と
中指の間を3センチの裂傷に襲われた。13日
目北の富士戦に負けた後輪島は休場した。
かくして黒姫山は優勝力士から不戦勝という
珍記録を残すことになった。

暑さで寝苦しい日々です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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