大相撲

■名古屋11日目 高安の限界

2018年7月23日

高安がまさかの相手に負けた。対戦相手は
眠れる巨像逸ノ城である。今場所の逸ノ城は
ピリっとしない。破壊力がない。抵抗なく
負けている。ここ数場所、逸ノ城の強さが
復活してきた、と思わせたが、今場所は元に
戻っている。だから眠れる巨像なのである。

逸ノ城対高安戦。逸ノ城が爆発的威力を発揮
したり、右四つに組みとめて胸をあわせたり
したわけではない。突き押しを2、3発繰り
出したら高安は上体がおきて向こう正面土俵
を割った。高安は連敗である。この連敗で
7勝4敗となり高安は完全に優勝圏外となっ
た。
180718十一日目幕内 1089
<高安、逸ノ城に敗れて優勝圏外>

高安が連続12勝をあげたとき、次の場所は
横綱挑戦になる、という見方があった。だが、
力量抜群でもない高安をそこまでいうのは、
あまりにも軽過ぎる。七月場所は、はからず
も、高安の限界を見せつけられる場所になっ
た。

【服部桜情報】
89連敗中の服部桜が、今場所3日目颯雅
(そうが)に通算2勝目をあげた。この一番を
生で見た方に話が聞けた。服部桜は相手に
少しも触れていなかったという。だから決ま
り手も腰くだけであった。
180323十三日目幕下以下 012
<服部桜>

そしてこんな話をしてくれた。服部桜はどん
な稽古をしているのか。1度だけでは確定的
なことをいえないので、2度稽古見学にいっ
た。そこで見た服部桜はあまりに意外な姿
だった。服部桜は1度も土俵に入らなかった
のである。かといって土俵の外で四股、てっ
ぽう、すり足をしているわけでもない。ただ
単に立っているだけなのである。

稽古をしていない服部桜は何を目指している
のか、どうしたいのか皆目検討がつかなかっ
た。

名古屋ではお茶よりもっぱら水を飲みました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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