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H30年名古屋 横綱・大関に挑む10人のサムライ

七月場所が明日8日からスタートする。今場
所から栃ノ心が大関に加わる。横綱稀勢の里
はいつも通り休場となる。大関高安は土俵
に戻ってくる。2横綱3大関に上位力士が
挑むカタチになる。フルに挑む力士は、上位
に新たな休場者が出ない限り、4枚目魁聖
までである。東関脇逸ノ城から魁聖までの
ここ1年間の上位戦の成績が以下である。
なお、琴奨菊は元大関のプライドにより、
表からはずした。

サムライA

この1年間、横綱・大関とフルに対戦して
いるのは、御嶽海と玉鷲である。御嶽海は
5場所勝ち越している。関脇以下の最大の
実力者といっていい。横綱戦は3勝5敗だが、
大関戦は2勝7敗と苦戦している。御嶽海は
2ケタ勝って大関への足がかりをつかんで
おきたいところである。

170719十一日目幕内 525
<H29年7月優勝白鵬に土をつけた御嶽海>

玉鷲は34歳だが、相撲ははつらつとしている。
横綱戦は3勝7敗である。このなかには日馬
富士からの最後の不戦勝が含まれている。
あとの2勝は稀勢の里と鶴竜からである。
大関には7勝5敗と勝ち越している。横綱・
大関にとっては油断できない相手である。

180124十一日目幕内 1211
<H30年1月鶴竜に勝利した玉鷲>

先場所横綱白鵬を倒し、勝ち越したのが逸ノ
城である。逸ノ城が最近めきめき力をつけて
きた反面、抵抗なく負けるケースも目につい
た。横綱戦3勝5敗で稀勢の里に2勝して
いる。大関戦は3勝3敗と互角の戦いをして
いる。逸ノ城は2ケタ勝利して平成26年九月
場所新入幕以来の三賞を獲得するくらいの
活躍をしてもおかしくない。
貴景勝が横綱・大関と対戦する位置に戻って
きた。期待される逸材である。この1年間で
横綱戦4勝している、日馬富士と稀勢の里
から2勝ずつだが、引退と休場で惜しくも?
対戦はない。鶴竜、白鵬から勝利を奪えるか。
三役復帰なるか。

180114初日幕内 817
<H30年1月 稀勢の里に辛勝した貴景勝>

先場所白鵬を倒して意気があがるのが、阿炎
である。人気は急上昇中である。2度目の
横綱・大関戦になるが、負けてもいいから
阿炎らしさを発揮して土俵をわかせていた
だきたい。

180518六日目幕内 989
<H30年5月 白鵬を押し出した阿炎>

暑い中、横綱・大関と10人のサムライの熱い
戦いが、始まろうとしている。

大雨が降り続き心配です。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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