大相撲

■名古屋3日目 千代の国大健闘と栃ノ心への戒め

2018年7月10日

3日目、満員札止めのなか取組はたんたんと
進む。この日意外と言っては失礼だが、千代
の国対大関高安戦は予想を超える大熱戦に
なった。地位も体格的にもはるかに高安が
まさっているにも関らず熱戦となった要因は、
千代の国の果敢な攻めとねばりにあった。

相撲は立ち合いから激しい展開になった。
突き離しにいく高安に千代の国が応戦し、
右上手をとってまわる。再び突き合いから
千代の国がいなし、高安を西土俵に追い込む。
しかし、高安少しもあわてず、きっちり残し
中央に戻す。だが、千代の国は左四つ上手を
与えず、食い下がった体勢のままである。

高安思い切った下手投げ。千代の国は大きく
泳ぎ、体勢がくずれたかと思いきや、開脚の
まま驚異の残り腰。高安も決まったと思った
のか、棒立ち。正面土俵で千代の国が上手
投げ。高安が体を突きつけてのすくい投げ。
両力士体勢がくずれていくなか、高安の右膝
が最初についた。物言いはつかなかった。

千代の国は今日7月10日が28歳の誕生日だと
いう。誕生日パワーがもたらした白星であっ
た。

栃ノ心は先場所同様またも松鳳山にもろ差し
を許した。外四つから吊って勝利したが、
同じ体勢を再び許してはいけない。なにより
これが鶴竜なら負けにつながる。問題は勝ち
方である。再び優勝するためにはスキをみせ
てはいけない。

お茶を飲んでいます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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