3日目、満員札止めのなか取組はたんたんと
進む。この日意外と言っては失礼だが、千代
の国対大関高安戦は予想を超える大熱戦に
なった。地位も体格的にもはるかに高安が
まさっているにも関らず熱戦となった要因は、
千代の国の果敢な攻めとねばりにあった。
相撲は立ち合いから激しい展開になった。
突き離しにいく高安に千代の国が応戦し、
右上手をとってまわる。再び突き合いから
千代の国がいなし、高安を西土俵に追い込む。
しかし、高安少しもあわてず、きっちり残し
中央に戻す。だが、千代の国は左四つ上手を
与えず、食い下がった体勢のままである。
高安思い切った下手投げ。千代の国は大きく
泳ぎ、体勢がくずれたかと思いきや、開脚の
まま驚異の残り腰。高安も決まったと思った
のか、棒立ち。正面土俵で千代の国が上手
投げ。高安が体を突きつけてのすくい投げ。
両力士体勢がくずれていくなか、高安の右膝
が最初についた。物言いはつかなかった。
千代の国は今日7月10日が28歳の誕生日だと
いう。誕生日パワーがもたらした白星であっ
た。
栃ノ心は先場所同様またも松鳳山にもろ差し
を許した。外四つから吊って勝利したが、
同じ体勢を再び許してはいけない。なにより
これが鶴竜なら負けにつながる。問題は勝ち
方である。再び優勝するためにはスキをみせ
てはいけない。
お茶を飲んでいます。
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よしなに
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