大相撲

御嶽海、15日間の戦いを採点する

2018年7月29日

七月場所、横綱・新大関があいついで休場
するなか、御嶽海はまさかの快進撃で前半を
全勝で折り返した。常にトップに立ち続け、
最後まで譲ることなく突っ走り、14日目に
優勝を決めた。

立ち合いからの当たり、常に前に出て相手に
圧力をかけ、安定した相撲をとり続けた。
まさに七月場所の救世主だった。負けた高安
戦は相撲に勝って勝負に負けた一番であった。
また、負けた豊山戦は大熱戦で白熱した名
勝負であった。13勝2敗の優勝は新たなヒー
ローの誕生であった。その御嶽海の相撲内容
を検証し、15日間を採点してみた

採点の基準は、自分の力をどれくらい土俵で
発揮したかである。勝ち負けではない。点数
は1点から最高5点までとし、小数点0.5まで
区切って採点した。
180708初目幕内 650阿炎
<初日 阿炎 5点>

180709二日目幕内後半 218勢
<2日目 勢 4.5点>
180710三日目幕内 639貴景勝
<3日目 貴景勝 4.5点>
180711四日目幕内 703玉鷲
<4日目 玉鷲 5点>
180712五日目幕内 662松鳳山
<5日目 松鳳山 5点>
180713六日目幕内 650正代
<6日目 正代 5点>
180714七日目幕内 653琴奨菊
<7日目 琴奨菊 4.5点>
180715八日目幕内 838千代の国
<8日目 千代の国 4.5点>
180716九日目幕内 680大翔丸180717十日目幕内 1059輝
<9日目 大翔丸 5点>                         <10日目 輝 5点>

180718十一日目幕内 1016魁聖
<11日目 魁聖 5点>
180719十二日目幕内 1229高安
<12日目 高安 4.5点>
180720十三日目幕内 1107豪栄道
<13日目 豪栄道 4.5点>
180721十四日目幕内 1018栃煌山
<14日目 栃煌山 5点>
180722千秋楽幕内 931豊山
<千秋楽 豊山 4.5点>

トータル71.5点、1日平均4.8である。これが
七月場所の御嶽海の相撲内容の採点である。
御嶽海は2つの敗戦を含め、15日間を通して
最高に近い相撲を取ったといえる。来場所
大関をかけることになるが、どんな相撲を
取るか。対戦相手の御嶽海を見る目が違って
くる。また休場の横綱・大関が戻ってくる。
御嶽海の新たな戦いは続く。

旧友S氏に会います。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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