月別アーカイブ:2019年08月

2019年九月場所前稽古総見見聞記

2019/8/31    ,

本来五月場所前に行われる公開稽古総見は、 10連休の前に実施の延期を余儀なくされた。 それが九月場所前の今日8月31日に実施され た。今回も5時半に国技館に着いた。櫓より 前の位置に並んだ。4列に並び ...

鶴竜をめぐる優勝記録

2019/8/30    

七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前 熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたい と話したことがあったが、それを上まわった ことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指 すようだが、それは容易ではない気 ...

技能力士3

2019/8/29  

押しの技能を認められた力士が大受である。 貴ノ花とともに将来を期待される力士であっ た。新入幕から技能賞を受賞した。押しは 左右からじわじわ押すタイプであった。大関 直前の昭和48年七月場所、大受の押 ...

技能力士2

2019/8/28  

大鵬・柏戸の大型力士に割ってはいったのが 春日野(元栃錦)部屋の小兵栃ノ海である。 栃ノ海の相撲は正攻法であった。頭からあた って、両前褌を取り、しぼって拝む形で出る。 手順通りに運ぶと、大鵬も柏戸も ...

剣翔の出世街道

2019/8/27  

剣翔は小学校から相撲を始め、相撲教室に 通う相撲少年であった。高校は埼玉栄高校へ 進学。さらに大学は日本大学と相撲の名門校 を歩んだ。だが、アマチュア時代の実績が 乏しく、大相撲は前相撲からのスタート ...

どん詰まり感のある番付

2019/8/26  

2019年九月場所の番付が発表された。高安 以外の大関が全休または不調休場で幕内上位 に多くの勝ち越し力士が出た。御嶽海、阿炎、 北勝富士、碧山、遠藤、大栄翔、逸ノ城。 そこへ大関から降格した貴景勝が ...

通算最多勝利に挑んだ魁皇の苦闘

2019/8/24    ,

今から8年前の平成23年七月場所、千代の 富士の通算最多勝利1045勝に挑んだ力士が いた。大関魁皇である。先場所まで1044勝で 記録の更新は確実と思われた。ところがふた をあけると大苦戦が待ち受け ...

技能力士1

2019/8/22  

現代は重量級大相撲全盛時代で技能力士は 誠に育ちにくい環境である。七月場所で炎鵬 が技能賞を始めて獲得した。今後どれくらい 受賞していくのか。舞の海は平成6年七月 場所、5回目の受賞が最後の技能賞であ ...

幻の5横綱

2019/8/20    

4横綱はそれなりにある。最近では稀勢の里 が横綱に昇進して、白鵬、日馬富士、鶴竜、 稀勢の里の4横綱時代があった。日馬富士の 引退で4横綱時代は終焉を迎えた。さらに 稀勢の里の引退で現在は2横綱である ...

大鵬の稽古その質と量

2019/8/17  

大鵬は天才と呼ばれることを嫌った。自分 ほど努力した者はないという思いが強かった。 大鵬を語る上で伝えられていることに、時の 5大関北葉山、佐田の山、栃ノ海、栃光、 豊山(前名内田)を向こうにまわして ...

優勝10回以上20回未満の横綱2

2019/8/16  

輪島は学生出身の唯一の横綱である。そして 今後も出そうにない気配である。輪島以前 には豊山(前名内田)がいた。豊山は大関 までスピード出世したが、ついに優勝はなく、 横綱に届かなかった。豊山がここ一番 ...

優勝10回以上20回未満の横綱1

2019/8/14  

15日制では上位で10勝という2ケタ勝利が 大関につながる成績となる。横綱の優勝回数 はどうだろうか。横綱として納得のいく優勝 回数は、大関以下の優勝回数を含めて通算 10回以上ではないだろうか。20 ...

豊昇龍の躓き

2019/8/12  

七月場所、幕下2枚目の豊昇龍は3勝2敗 までいきながら、残り2番を連敗して負け 越した。わずか1勝の違いが明暗を分けた。 豊昇龍の負け越しは入門以来初めてであった。 豊昇龍は序ノ口以来ここまで8場所連 ...

大関在位2場所後の運命

2019/8/10  

貴景勝が途中休場、全休で大関を2場所で 明け渡すことになった。言うまでもなく大関 2場所は最短である。大関不十分のイメージ がある栃ノ心でさえ5場所だった。貴景勝の 心境はいかばかりであったろうか。 ...

栃錦の古今強豪ランキング

2019/8/9  

栃錦が引退したのは、昭和35年五月場所の ことであった。昭和34年五月場所から昭和 35年三月場所のここ1年間で81勝9敗という 驚異的数字をあげながら、昭和35年五月場所 初日、2日目と連敗するとあ ...

鶴竜と白鵬のこれから

2019/8/7    

七月場所は久々に横綱同士で優勝を争った。 鶴竜が白鵬との直接対決を制し、6回目の 優勝を飾った。白鵬は次点に終わった。七月 場所は両横綱健在を示した場所と言える。 ただ、これが、今後も続くかというとい ...

2019年九月場所チケットネット事情

2019/8/6    

チケット規正法が6月に施行されたにも関ら ず、ネット上では相変わらず驚愕の値段が はびこっている。なかには値引き交渉お断り の文字が目に付いたものもあった。法外の 値段は商売としか思えない。イスC38 ...

炎鵬は舞の海を越えられるか

2019/8/4    

五月場所、新入幕炎鵬は7勝2敗から6連敗 して負け越した。千秋楽は松鳳山と大熱戦を 展開したが、もう一歩及ばず、負け越して しまった。歴史は繰り返すのか。七月場所の 炎鵬は7勝3敗から3連敗した。14 ...

2019年九月場所チケット事情

2019/8/3    

以前東京場所の人気は一月場所、五月場所、 九月場所の順であった。いつからくずれたか というと、遠藤が十両1場所で入幕した平成 25年九月場所からである。そしてそれは今も 続いている。 2019年九月場 ...

かつてあった6大関時代

2019/8/2    

5大関でも多いのに、大相撲史上6大関が 誕生した時期がある。平成24年五月場所から 3場所である。その前場所の三月場所は把瑠 都、日馬富士、稀勢の里、琴奨菊、琴欧洲の 5大関だった。この場所、優勝決定 ...

横綱誕生の間隔2

2019/8/1    

横綱が実質地位化した常陸山以降、横綱誕生 が5年以上空いたことが3度ある。最初は 玉錦が横綱でデビューするまでである。6年 経っていた。玉錦の前の横綱は常ノ花なので、 常ノ花の横綱誕生から6年かという ...

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