大相撲

鶴竜と白鵬のこれから

2019年8月7日

七月場所は久々に横綱同士で優勝を争った。
鶴竜が白鵬との直接対決を制し、6回目の
優勝を飾った。白鵬は次点に終わった。七月
場所は両横綱健在を示した場所と言える。
ただ、これが、今後も続くかというといさ
さか見通せなくなる。
190721千秋楽幕内 1097
<七月場所優勝を争った鶴竜(左)と白鵬>

白鵬は34歳であり、鶴竜も間もなく34歳に
なる。白鵬は昨年4度休場し、今年2度休場
している。鶴竜は昨年2度休場し、今年に
はいっても1度休場している。つまり、両
横綱は出場と休場を繰り返して現状を保って
いるといえなくもない。

190721千秋楽表彰 108

<賜杯を受ける鶴竜>

横綱は優勝したから、当分安泰とはいいきれ

ない。栃錦は優勝-次点の翌場所初日から
2連敗して突然引退した。佐田の山は連続
優勝直後に引退した。大鵬は優勝2場所後に
引退した。晩年の横綱の優勝は必ずしも安泰
でないのである。

ただし、今の鶴竜・白鵬はすぐに引退でき
ない事情を抱えている。親方として協会に
残るためには、日本国籍が必要であるから
だ。現在手続きがどこまで進んだかは定か
ではない。確定するまでは、出場と休場の
なかで生き残りをはかるであろう。
190324千秋楽表彰 266
<白鵬優勝インタビュー>

深刻なのは白鵬・鶴竜が引退したあと、横綱
候補がいるのかという点である。横綱候補は
本来なら大関のなかにいなくてはならないが、
現実はお寒い限りである。そういう意味でも
鶴竜と白鵬には当分の間横綱を務めていただ
かないと困った事態に陥るのである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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