大相撲

鶴竜をめぐる優勝記録

2019年8月30日

七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前
熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたい
と話したことがあったが、それを上まわった
ことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指
すようだが、それは容易ではない気がする。

鶴竜が初優勝したのは、平成26年三月場所で
あった。大関12場所目で28歳のときである。
この優勝で鶴竜は横綱に昇進した。旭冨士
から日馬富士まで続いた2場所連続優勝に
よる横綱昇進はこのときくずれたことになっ
た。
140323千秋楽表彰 047
<鶴竜初優勝>

横綱になった鶴竜だが、優勝は遠かった。
2回目の優勝は横綱9場所目であった。この
場所は横綱日馬富士が全休、横綱白鵬が途中
休場で、一人横綱だった。大関照ノ冨士との
優勝決定戦を制しての結果だった。このとき
30歳になっていた。
150927千秋楽表彰 708
<鶴竜2回目の優勝 写真提供熱心な鶴竜ファン>

3回目の優勝は7場所後であった。白鵬、

日馬富士を倒しての堂々たる優勝だった。
唯一の黒星は大関稀勢の里だった。31歳だっ
た。ここまでは間があきながらも、たまに
優勝している印象である。大関の優勝率は
8%、横綱の優勝率は13%にすぎなかった。

稀勢の里が初優勝し、横綱に昇進した平成
29年の鶴竜は、休場が多かった。皆勤1場所、
休場5場所とさんざんな成績に終始している。

4回目の優勝は8場所後であった。さらに
このとき初めて連続優勝して5回目の優勝を
達成した。4回目の優勝は白鵬、稀勢の里が
全休のなかでの優勝だった。5回目の優勝は
大関を目指す栃ノ心との直接対決を制しての
優勝だった。32歳であった。
180325千秋楽表彰 1163
<鶴竜4回目の優勝 旗手錦木>

そして先場所優勝して、横綱優勝率は16%に
あげた。鶴竜は30歳以上の優勝が5回になる。
大器晩成型である。今年の8月には34歳に
なった。千代の富士が36歳直前まで相撲を
取ったが、鶴竜が同様ならあと2年弱になる。
先場所の七月場所まで横綱は32場所在位で、
休場場所は11場所になる。約7場所に1回の
横綱優勝率ならあと2回がくらいの優勝に
なる、と数字はいっているが、果たしてどう
なるか。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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