七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前
熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたい
と話したことがあったが、それを上まわった
ことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指
すようだが、それは容易ではない気がする。
鶴竜が初優勝したのは、平成26年三月場所で
あった。大関12場所目で28歳のときである。
この優勝で鶴竜は横綱に昇進した。旭冨士
から日馬富士まで続いた2場所連続優勝に
よる横綱昇進はこのときくずれたことになっ
た。
横綱になった鶴竜だが、優勝は遠かった。
2回目の優勝は横綱9場所目であった。この
場所は横綱日馬富士が全休、横綱白鵬が途中
休場で、一人横綱だった。大関照ノ冨士との
優勝決定戦を制しての結果だった。このとき
30歳になっていた。
日馬富士を倒しての堂々たる優勝だった。
唯一の黒星は大関稀勢の里だった。31歳だっ
た。ここまでは間があきながらも、たまに
優勝している印象である。大関の優勝率は
8%、横綱の優勝率は13%にすぎなかった。
稀勢の里が初優勝し、横綱に昇進した平成
29年の鶴竜は、休場が多かった。皆勤1場所、
休場5場所とさんざんな成績に終始している。
4回目の優勝は8場所後であった。さらに
このとき初めて連続優勝して5回目の優勝を
達成した。4回目の優勝は白鵬、稀勢の里が
全休のなかでの優勝だった。5回目の優勝は
大関を目指す栃ノ心との直接対決を制しての
優勝だった。32歳であった。
そして先場所優勝して、横綱優勝率は16%に
あげた。鶴竜は30歳以上の優勝が5回になる。
大器晩成型である。今年の8月には34歳に
なった。千代の富士が36歳直前まで相撲を
取ったが、鶴竜が同様ならあと2年弱になる。
先場所の七月場所まで横綱は32場所在位で、
休場場所は11場所になる。約7場所に1回の
横綱優勝率ならあと2回がくらいの優勝に
なる、と数字はいっているが、果たしてどう
なるか。
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