大相撲

技能力士3

2019年8月29日

押しの技能を認められた力士が大受である。
貴ノ花とともに将来を期待される力士であっ
た。新入幕から技能賞を受賞した。押しは
左右からじわじわ押すタイプであった。大関
直前の昭和48年七月場所、大受の押しは冴え
まくった。手がつけられないほどの徹底した
押し相撲であった。横綱北の富士が唯一の
黒星をつけられた。この場所史上初の三賞
独占を達成している。
大受
<大受のブロマイド>

ついたあだ名はピラニア。くいついたら離れ
ない相撲。それが旭国である。相撲のうまさ
はピカ一。輪島・貴ノ花が同日大関に昇進
した昭和47年九月場所から昭和51年三月場所
まで技能賞を6回受賞している。そのなか
には3場所連続で技能賞を獲得している。
やがてあだ名は理詰めな相撲から相撲博士へ
と変わっていった。
旭国
<旭国の記事>

稽古で固めた体。旭国はそれほど稽古の虫で
あった。「なんでも目いっぱいやるんです。
それでダメで相撲生活が終わったとしても
悔いはないでしょう」ともすれば力士は相撲
を職業としてとらえがちだが、この人は違う。
旭国は根っからの相撲好きなのである。

3代目若乃花というより若花田で技能賞を
5回、若ノ花で1回受賞している。若花田は
最初足腰がよくて、しぶとさで土俵際逆転
する相撲だった。それが技能賞を初受賞した
平成3年九月場所から変わってきた。守り
から攻めに転じた。立ち合い当たって、肘を
締めて下から攻めていく。スピードを伴った
攻撃が出てきた。
若花田
<若花田>

技能賞の初受賞から2年で6回の技能賞を
受賞している。貴花田が天性の大器と言われ
たのに対し、若花田は努力型の大器と見られ
ていた。相撲はうまさで取るタイプで、名人
級であった。予想を超えて最後は横綱にまで
あがった。

飲食店のあるメニューの値段が上がってました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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