大相撲

どん詰まり感のある番付

2019年8月26日

番付
2019年九月場所の番付が発表された。高安
以外の大関が全休または不調休場で幕内上位
に多くの勝ち越し力士が出た。御嶽海、阿炎、
北勝富士、碧山、遠藤、大栄翔、逸ノ城。
そこへ大関から降格した貴景勝が関脇に位置
する。関脇か小結の枚数を増やしてもおか
しくない状況である。しかし、それはなかっ
た。
190112初日前日 090
<関脇貴景勝>

その結果、関脇・小結は以下になった。

(  )は前場所の地位と成績である。

御嶽海   関脇 貴景勝
(東関脇9-6) (東第2大関全休)
阿炎 ’  小結 遠藤
(東小結8-7)   (前西2枚目10-5)
190520九日目南門 167
<小結阿炎>

貴景勝が関脇に降格したことによって小結で
勝ち越した阿炎は据え置きである。それだけ
ではない。西前頭筆頭9勝6敗で勝ち越した
北勝冨士は東にまわっただけに終わった。
他の上位勝ち越し力士も小幅アップである。

碧山 東2枚目8勝7敗→西筆頭
逸ノ城西4枚目9勝6敗→東2枚目
大栄翔西3枚目8勝7敗→東3枚目

どん詰まりの感が否めない番付である。
190520九日目南門 234
<小結ならず 北勝富士>

それでも気になった点は出てきた。十両東
6枚目13勝2敗の剣翔が、東14枚目と意外と
上がらなかった。十両東2枚目9勝6敗の
石浦とは1枚違いである。また西前頭10枚目
4勝11敗の貴源治が幕尻17枚目に残った。
十両に落ちてもおかしくない成績だが、十両
から上がる力士に決定打がなかった結果である。

十両は28人中元幕内が16人と先場所より少な
く、57%となった。幕下は豊昇龍が5枚目、
納谷が10枚目、照ノ冨士が27枚目に位置した。

今回幕内は成績による昇降の空白地帯がなく、
大幅アップや小幅ダウンが比較的ない珍しい
番付となった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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