2014年12月– date –
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大相撲
土俵の目撃者の源流
今年(2014年)1年、大相撲!土俵の目撃者をご愛読いただきまことにありがとうございました。約250の大相撲のテーマに取り組んできました。源流は3つあります。1.ゴング。スポーツ専門誌の出版社ベースボール・マガジン社が1967(昭和42)年に傾いたと... -
大相撲
2014年相撲クイズ あなたは何問解けますか
クイズで相撲知識を試すことは刺激であり、楽しみなでもある。クイズの出題にあたり、私の場合以下をモットーにしている。A 問題は資料を見ないで頭で作成する答がほかのケースや勘違いがないよう裏づけとして資料確認をするB マニアックな問題は避け... -
大相撲
大相撲観客数を検証
今年(2014年)の大相撲人気は九月場所14回満員御礼に象徴されるようにどの場所も人気が高かった。去年の九月場所以来好調が続いている。きっかけは遠藤人気だった。十両1場所で突破した遠藤に新しい英雄を求めた。四股は足が高く上がり、相撲はあきらめ... -
大相撲
2014年の主な新記録・史上初(幕内)を写真で再現
三月場所後 鶴竜の横綱昇進でモンゴル3横綱勢ぞろい 五月場所 佐田の海、新入幕で親子そろって敢闘賞受賞 七月場所 豪栄道14場所連続関脇(これまでは魁皇の13場所連続) 七月場所 豪風年6場所制における35歳1ヵ月での最年長金星獲得... -
大相撲
白鵬連勝ならざる日
2010年十一月場所、白鵬は62連勝を引き下げて福岡に乗り込んできた。白鵬が双葉山のもつ史上最高の69連勝に挑む注目の場所となった。初日、白鵬の対戦相手は慣例通り小結栃ノ心。栃ノ心は左に変わり気味に上手を取り、白鵬に上手を与えない体勢をつくるも... -
大相撲
一月場所の番付発表
クリスマスイブの日にあたる24日に新番付が発表された。白鵬 横綱 鶴竜日馬富士横綱稀勢の里大関 琴奨菊 大関 豪栄道碧山 関脇 逸ノ城高安 小結 栃煌山宝富士 前頭 栃ノ心照ノ富士2枚目勢遠藤 3枚目安美錦豊ノ島 4枚目常幸龍魁聖 ... -
大相撲
年間三賞、もしあらば
逸ノ城が中日スポーツの年間新人賞である第51回大相撲幕内最優秀新人賞を受賞した。ほかに新聞社の表彰はスポーツ報知の報知年間最優秀力士賞があるが、こちらは白鵬が決定的である。昨年は12月24日に発表されているから今年の発表は近い。ところで、かつ... -
大相撲
歴史的汚点で始まったビデオ導入
大相撲は他のスポーツに先駆けてビデオを導入したから進歩的だ、と思われている節がある。しかし、導入のきっかけは大鵬の連勝記録を誤審でストップした歴史的汚点によるものである。いきさつは以下である。5場所連続休場の大鵬は休場明けの1968(昭和43... -
大相撲
2014年10大ニュース 1位
■1位 白鵬V32! 史上最多優勝の大鵬に並ぶ大鵬が32回の優勝を達成したのは今から43年前の1971(昭和46)年の一月場所である。当時は大鵬の次に優勝が多い力士は年2場所時代の双葉山であった。それだけに大鵬の32回優勝は破られまいと当時は思われていた... -
大相撲
2014年10大ニュース 2位
■2位 新入幕逸ノ城旋風吹き荒れる 入門わずか6場所で関脇射止める国技館にザンバラ髪の怪物現る。デビュー5場所でまだ髷が結えないまま入幕した逸ノ城。ここまで幕下2場所12勝2敗、十両2場所24勝6敗とスピード出世で来た。前身は鳥取城北高校... -
大相撲
2014年10大ニュース 3位
■3位 鶴竜優勝同点・優勝で横綱に昇進8勝7敗9勝6敗11勝4敗9勝6敗8勝7敗8勝7敗10勝5敗10勝5敗9勝6敗9勝6敗14勝1敗 優勝同点14勝1敗 優勝以上が鶴竜の大関時代12場所の成績である。2012(平成24)年の大関昇進以来、ハチナナ、クンロク... -
大相撲
2014年10大ニュース 5位 4位
■5位 ヨーロッパ初の大関になった琴欧洲引退未来の横綱候補として早くから将来を期待されていた元大関琴欧洲が三月場所を最後に引退した。横綱白鵬戦が土俵人生最後の一番となった。甘いマスクで人気を集め、若貴引退後の相撲の人気を支えた。2008(平成2... -
大相撲
2014年10大ニュース 7位 6位
7位はなく6位が2つ並んだ。■6位 旭天鵬年6場所制で初の40代幕内力士九月場所初日前日の13日、旭天鵬は40歳の誕生日を迎えた。名寄岩以来60年ぶり、また1958(昭和33)年に年6場所制に制定されて以降初となる40代の関取が誕生した。またこの九月場所... -
大相撲
2014年10大ニュース 9位 8位
■9位 幕下貴斗志突然の引退貴斗志。序ノ口から5年3場所(中止になった場所を含まず)を129勝102敗 ○27で十一月場所は十両を狙える幕下3枚目まで番付をあげてきた。貴月芳(すでに引退)と双子の兄弟で貴乃花部屋のホープとして注目されていた。ところ... -
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2014年10大ニュース 10位
10位は同点で2つある。■10位 次期理事長候補の九重(元千代の富士)が理事選で落選ナンバー2の事業部長である九重(元横綱千代の富士)が一月場所後に行われた理事選で落選した。理事に立候補したのは11人。定員は10人。そのため選挙になったが、最高得... -
大相撲
2014年10大ニュース 前文
今年はニュースとして何があるかと思われがちだが、振り返るとけしてそんなことはない。ニュースは土俵外にもあったし、予期しないニュースも出てきた。そんななか、好角家・相撲通のA氏・M氏・T氏さらにH氏・K夫妻に加わっていただき、4氏+K夫妻... -
大相撲
栃ノ心あの日、あのとき
逸ノ城あるいは遠藤のざんばら髪は見たことがある方は多いと思う。では栃ノ心はどうだろう。髷は個人差はあるもののだいたい1年たてば小さいながらも髷が結えるものである。つまり、ざんばら髪が見れるのはデビューして1年以内のことである。ここにデビ... -
大相撲
大相撲人気時代
九月場所で満員御礼14回という驚異的数字をはじき出した大相撲。人気は留まるところを知らない。一月場所のチケットを求めるために集まった方は国技館正門から南門の門を曲がっていた。さらに大江戸博物館の前を曲がり、さらにその先の道を曲がり、最終的... -
大相撲
白鵬優勝物語 2回目の優勝
2006(平成18)年五月場所、白鵬が新大関として初優勝したときは双葉山、照国以来の大関2場所で横綱昇進か、と騒がれた。翌場所の七月場所は白鵬にとって綱取り場所だった。しかし、白鵬は初日朝赤龍、8日目に先場所不覚をとった雅山にまたしても負けた... -
大相撲
力強さが出てきた栃ノ心
幕下・十両で4場所連続優勝して幕内に復帰した栃ノ心。幕内でも11勝4敗で敢闘賞を受賞した。4度目の敢闘賞である。過去の敢闘賞で幕内上位で敢闘賞を受賞したのは2度目のときで2010年五月場所のことである。このとき、栃ノ心は二日目から日馬富士、琴... -
大相撲
チケット発売見て歩き
白鵬の優勝が続く中、遠藤が低迷している中、逸ノ城が10勝をあげられなかった新三役、そんな中でも大相撲人気はいっこう衰えない。むしろ出足は九月場所より上回っている気さえした。今日(12月6日)大相撲一月場所のチケットの発売が始まった。今回から... -
大相撲
朝青龍の事件は部屋教育の限界を暗示
11月30日元朝青龍に関する番組が流れた。といっても名勝負列伝ではなく、現在の元朝青龍を伝える内容である。今白鵬が大鵬の最高優勝32回に並んだ。だが、あるいは朝青龍が事実上の強制引退がなければ、先に並んだ可能性があったかもしれない。ちなみに朝... -
大相撲
白鵬場所に大相撲の苦悩がある
2014年、終わってみれば白鵬の5回優勝の独占状態であった。いまさらながら白鵬と他の力士の地力の開き、抜群の安定性を感じずにはいられない。年間成績は白鵬が81勝9敗に対して2位の鶴竜が71勝19敗だから差がありすぎる。今年白鵬と優勝を争ったのは一... -
大相撲
予想番付と私製番付
新番付というと日本相撲協会審判部が作成するもので、これを予想することを楽しみにしているファンはけっこういそうである。番付の原則は勝敗差で勝ち越し○1につく1枚上がる。負け越し●1につき1枚下がる。勝ち越し力士は上げ、負け越し力士は下がるこ... -
大相撲
白鵬優勝物語 初優勝編
大鵬が出現するまでは最高優勝回数は双葉山の12回であった。しかも、双葉山が活躍したのは年2場所時代のことである。6場所時代の申し子大鵬が破竹の勢いで優勝回数を積み重ねて12回は軽く越え(当然と言えば当然だが)、どこまでいくかと思わせた。大鵬は...
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