大相撲

力強さが出てきた栃ノ心

2014年12月7日

幕下・十両で4場所連続優勝して幕内に復帰した栃ノ心。
幕内でも11勝4敗で敢闘賞を受賞した。4度目の敢闘賞で
ある。過去の敢闘賞で幕内上位で敢闘賞を受賞したのは
2度目のときで2010年五月場所のことである。
1411109初日十両 923
このとき、栃ノ心は二日目から日馬富士、琴欧洲、琴光喜、
魁皇と大関4連勝を達成した。負けた4人は大関の力量に
疑問符がつくとはいえ、三役定着の力はあった。若手の
ホープ栃ノ心が突破力を発揮した場所であった。
140928千秋楽十両幕下以下 818
栃ノ心といえば10場所で十両に昇進し、十両2場所で入幕
したスピード出世力士だ。右上手を取ると相撲力を発揮
する。前頭上位はこれまで、3度あるが、いずれも負け越し。
この場所勝ち越して、翌場所小結に昇進した。当時の
栃ノ心の実力を以下と見ていた。(関脇以下限定)

1.稀勢の里               
2.豊ノ島
3.鶴竜
4.琴奨菊
5.安美錦
6.豪栄道
7.栃煌山     
8.栃ノ心
9.豊真将
栃ノ心を8位としている。
140920七日目I南門 077
幕内に復活した栃ノ心は堂々と力負けすることもなく
攻め切って勝利した。以前の幕内在位のときより明らかに
力強さが出ている。再び三役を狙える力を見せてきた。
一月場所は幕内上位に進出する。横綱・大関戦でどんな
相撲を取るか、楽しみである。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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