大相撲

土俵の目撃者の源流

2014年12月31日

今年(2014年)1年、大相撲!土俵の目撃者をご愛読
いただきまことにありがとうございました。約250の
大相撲のテーマに取り組んできました。源流は3つあり
ます。

1.ゴング。スポーツ専門誌の出版社ベースボール・
マガジン社が1967(昭和42)年に傾いたとき、多くの
人材が流出しました。その人たちの中から会社をおこし、
創ったのがプロレス・ボクシングの「ゴング」です。
日本初の世界レスラー名鑑、プロレス殺人技500写真解剖、
読者の誌上会見、夢の対決、特別グラフ ミル・マスカ
ラスのすべて、ワイド特集など企画づくりを学びました。

マスカラス

2.少年漫画誌。少年漫画週刊誌としては後発の少年
ジャンプは徹底して新人育成に力をいれました。その中
から本宮ひろ志、秋本治、江口寿史、ゆでたまごなどが
生まれました。そして少年ジャンプは発行部数トップを
達成しました。
ジャンプ
漫画家は読者の想像の上をいけ、少年の意識(友情・
努力・勝利だった時期がありました)、流行は何か、
元手のかかった主人公を描け、キャラクターの立つ人物を
描け、女の子はかわいく、めがねをかけさせてはダメ、
ストーリー6、絵4などヒット漫画のノウハウ・法則を
少年ジャンプから学んだ。また、後発でも方法・アイディア
によってはナンバー1になれることを知った。
3.読売大相撲。月刊誌として相撲通に好評な専門誌
だった。いいものはいい、悪いものは悪いということを
モットーとした編集方針に共感した。取組の連続写真、
充実した総評座談会、おやっと思える異色調査は
ひきつけられた。土俵の心は玉の海梅吉氏に、相撲の
真髄は小坂秀二氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、
大相撲の視点は杉山桂四郎氏に学んだ。2009年7月号より
隔月刊になり、2010年9月号で休刊になった。惜しまれる
一冊だった。
大相撲
2015年も引き続きご愛読願います。よいお年を!

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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