大相撲

2014年10大ニュース 10位

2014年12月14日

10位は同点で2つある。

■10位 次期理事長候補の九重(元千代の富士)が理事選で落選

ナンバー2の事業部長である九重(元横綱千代の富士)が
一月場所後に行われた理事選で落選した。理事に立候補
したのは11人。定員は10人。そのため選挙になったが、
最高得票は10票で最後に滑り込んだのは友綱(元魁輝)で
7票だった。九重はわずか5票であった。
140112初日十両 417
 <一月場所で理事長に代わり協会挨拶をする九重(中央)>
 
理事選は一門の票割で行われる(はなはだよろしくない
傾向だが)。高砂一門の票は13票だが、八角(元横綱
北勝海)に9票と他の一門から1票加わっている。通常
一門の票は均等割りになるが、八角9票、九重5票と
そうはならなかった。

九重は独断専行が強すぎたという見方がされていた。
「不徳のいたすところです」と本人は語ってっているが、
理事長の目がなくなる結果となった。T氏が4位にあげて
いる。

■10位 立呼び出し秀男、十一月場所を最後に定年退職

立呼び出し秀男が十一月場所を最後に定年を迎えた。
2008(平成20)年一月場所番付発表の2007(平成19)年
12月20日から約7年弱にわたり立呼出しとして結びの一番
を呼び上げた。
141121十三日目I幕内 072
入門は伊勢ヶ濱部屋(現在の部屋とは無関係)。1969(昭
和34)年三月場所デビューした。伊勢ヶ濱閉鎖で桐山部屋
に移籍したものの桐山部屋も閉鎖で最後は朝日山部屋に
所属した。

呼び出しの本場所での仕事をあげろというとクイズに
なるほど多岐にわたる。相撲界一の何でも屋である。
職業上風邪をひくことはできなかった。お疲れ様でした。
M氏が5位、H氏が10位にあげている。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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