大相撲

2014年10大ニュース 9位 8位

2014年12月15日

■9位 幕下貴斗志突然の引退

貴斗志。序ノ口から5年3場所(中止になった場所を
含まず)を129勝102敗 ○27で十一月場所は十両を
狙える幕下3枚目まで番付をあげてきた。貴月芳(すでに
引退)と双子の兄弟で貴乃花部屋のホープとして注目
されていた。

ところが、十一月場所で貴斗志は初日から休場で引退した
(させられた)。正式ないきさつ・理由はいっさい発表
されていない。しかし、どうもケガではないようである。
それでは引退した(させられた)理由は何だ。なぜ正式に
発表されないのか。この2つの線から導かれる結論は1つ。
貴斗志引退は貴乃花親方とのもめごとという見方が強まっ
た。
140928千秋楽十両幕下以下 346
<貴斗志(右)最後の一番。九月場所千秋楽
相手は岩崎(現英乃海)>
 
ファンは行く末を心配する。「師匠との不仲により、
本人の意思と関係なく引退届を出された。貴乃花には
もう少し情を持って弟子を指導してもらいたっかった。
期待の力士だけに残念・・・水田、佐藤、上山兄弟と
期待の若手が多い部屋だけに今後が心配。師弟関係は
信頼が一番大切です」

M氏が1位にあげている。
 
■8位 栃ノ心、4場所連続優勝+敢闘賞で復活

幕内11枚目 3勝3敗9休
十両筆頭   全休
十両14枚目 全休
幕下15枚目 全休

これが幕内を約5年務めた後の栃ノ心のケガによる転落
の相撲人生である。どん底である。しかし、ここからの
復活が凄まじかった。

幕下55枚目 7勝 優勝
幕下6枚目  7勝 優勝
十両12枚目 13勝2敗 優勝
十両5枚目 15勝 優勝
幕内8枚目 11勝4敗 敢闘賞

4場所連続優勝して幕内に復帰すると敢闘賞を受賞した。
ここまで明暗をくっきりさせたケースは珍しい。ちなみに
幕下優勝は50万円、十両優勝は200万円、三賞は200万円の
賞金が出る。つまり、栃ノ心は5場所で700万円の優勝
賞金をかせいだことになる。栃ノ心はいっそう強くなって
見事復帰した。
140928千秋楽十両幕下以下 818
<十一月場所千秋楽 栃ノ心の敢闘賞の表彰>
 
A氏が5位、K夫妻が6位にあげている。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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