大相撲

予想番付と私製番付

2014年12月2日

新番付というと日本相撲協会審判部が作成するもので、
これを予想することを楽しみにしているファンはけっこう
いそうである。番付の原則は勝敗差で勝ち越し○1につく
1枚上がる。負け越し●1につき1枚下がる。勝ち越し
力士は上げ、負け越し力士は下がることが原則である。
以下予想番付

白鵬  横綱 鶴竜
日馬富士横綱
稀勢の里大関 琴奨菊
       大関 豪栄道
碧山  関脇 逸ノ城
高安  小結 栃煌山
宝富士 前頭 照ノ富士
栃ノ心 2枚目勢
遠藤  3枚目安美錦
豊ノ島 4枚目常幸龍
魁聖  5枚目隠岐の海
千代大龍6枚目旭天鵬
豊響   7枚目妙義龍
千代鳳 8枚目佐田の海
玉鷲  9枚目嘉風
誉富士 10枚目蒼国来
時天空 11枚目松鳳山
荒鷲  12枚目旭秀鵬
大砂嵐 13枚目豪風
琴勇輝 14枚目佐田の富士
千代丸 15枚目鏡桜
徳勝龍 16枚目土佐豊

これに対し独自の考えで作成するのが私製番付である。
例えば横綱・大関と当たる地位とそうでない地位との
間には5枚の差があるとする考え方もある。ただし、横綱・
大関と当たる取組数は必ずしも同一とは限らない。そこで
まず、
1.関脇以下との対戦の勝敗を基準にする
番付とはわかりやすくいうと関脇以下の実力の上下地位
移動である。そのうえで
2.横綱・大関戦で勝った場合は勝ち得として勝利に加える
以上にしてはいかがだろうか。そう考えると十一月場所の
関脇以下の成績は次のようになる。

関脇 碧山 8勝3敗
関脇 逸ノ城8勝2敗
小結 豪風  2勝8敗
小結 勢    6勝5敗
前頭1 栃煌山8勝2敗
前頭1 安美錦6勝6敗 同部屋のため日馬富士戦なし
前頭2 宝富士8勝4敗 同部屋のため日馬富士戦なし
前頭2 豊響  5勝5敗 同部屋のため豪栄道戦なし
前頭3 高安  10勝2敗 同部屋のため稀勢の里戦なし
前頭3 照ノ富士8勝4敗同部屋のため日馬富士戦なし
前頭4 魁聖 7勝6敗 日馬富士、稀勢の里戦のみ
前頭5 千代鳳6勝7敗 日馬富士戦のみ
前頭6 豊ノ島8勝6敗 日馬富士戦のみ

以上をベースに作成したのが以下の私製番付である。

白鵬  横綱 鶴竜
日馬富士横綱
稀勢の里大関 
琴奨菊大関心得豪栄道
逸ノ城 関脇 碧山
高安  小結 栃煌山
宝富士 前頭 照ノ富士
勢   2枚目安美錦
栃ノ心 3枚目豊響
魁聖  4枚目遠藤
豊ノ島 5枚目豪風
常幸龍 6枚目隠岐の海
千代大龍7枚目旭天鵬
妙義龍 8枚目千代鳳
佐田の海9枚目玉鷲
嘉風  10枚目誉富士
蒼国来 11枚目時天空
松鳳山 12枚目荒鷲
旭秀鵬 13枚目大砂嵐
琴勇輝 14枚目佐田の富士
千代丸 15枚目鏡桜
徳勝龍 16枚目土佐豊

かつて相撲サークルのメンバーだったとき、予想番付
コンクールがあった。筆者はふがいない横綱双羽黒を
大関に落として提出し、かなりあきれられていた。独自の
基準で(それも合理的な)つくる私製番付、あなたも
トライしてみませんか。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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