2022年10月– date –
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大相撲
2022年十一月場所番付の視点
今年納めの十一月場所の番付が発表された。横綱照ノ富士が途中休場、大関正代・御嶽海が4勝11敗と大敗したことで、幕内上位関脇から前頭4枚以内に勝ち越し力士が9人もでた。そのため幕内上位は頭打ちで勝ち越してもそれほどアップしない事態となった。... -
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令和新十両事情
令和に入って20場所が経過した。この間新十両は32人誕生した。きたる十一月場所はすでに新十両が狼雅、對馬洋と発表されているつまり21場所で34人誕生していることになる。それにしても21場所で34人の新十両は1場所1.6人である。元関取以外の幕下は九月場... -
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大横綱双葉山の幕内対戦成績3
玉ノ海6勝1敗双葉山の幕内対戦相手で絶対触れなければならない力士が玉ノ海である。双葉山の69連勝の話題になったとき「このなかに私の名前もけっこうありますな」と語っていた。実際69連勝中は5連敗している。5連敗した昭和13年夏場所後の12月、師匠... -
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2022年現代関取四股名事情
現代の関取の四股名で目につくのは圧倒的に本名が多いことである。5人いる。全員あげられるだろうか。正代、高安、遠藤、宇良、そして下の名前であるが、明生である。石浦は休場続きで、幕下である。一山本は本名を含んだ四股名である。 <遠藤> 解説の... -
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一天にわかにかき曇った照ノ富士・御嶽海
十一月場所がだんだん近づいてきている。1年前の十一月場所、照ノ富士は全勝優勝して新横綱から連続優勝している。年間最多勝77勝13敗でまさに充実期であった。照ノ富士に対抗できる力士はいない。照ノ富士は何回優勝できるのか。11人しかいない3連覇以... -
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新十両の優勝【平成編】
平成は30年4カ月あった。場所数は181場所である。その間新十両優勝した力士が下記である。 21人の新十両優勝力士が生まれた。約12%の誕生率である。6.3場所に1人だから平成は新十両優勝が生まれやすい時代だった。平成初期に9人、平成10年代に3人、平... -
大相撲
横綱の連続休場5
北勝海は千代ノ富士の弟弟子で自己の限界以上の力を発揮した横綱であった。惜しむらくは連続優勝と全勝優勝がなかったことである。横綱6場所目の千秋楽の不戦敗後3場所連続全休して、46連続横綱休場している。優勝4回目のあとのことであった。これだけ... -
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相撲界の珍事
これまで横綱・大関の再出場、不戦敗の翌日の出場、表彰なき優勝など相撲界の珍事を取り上げてきた。今年の七月場所、コロナ禍によって部屋ごと休場で多くの力士が休場に追い込まれたことも珍事に入るかもしれない。ほかに何があるか探ってみた。 ■休場-... -
大相撲
決め手に欠ける上位陣
九月場所で大関御嶽海が4勝11敗と大敗して、大関の座を明け渡した。これによって1横綱・2大関の3人体制となった。どうみても手薄な横綱・大関陣である。それだけではない。横綱照ノ富士はひざの手術をするという。そうなると十一月場所の出場は絶望的... -
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大横綱双葉山の幕内対戦成績2
引き続き双葉山の対戦成績をみていこう。 <双葉山のブロマイド> 鏡岩戦10勝1敗双葉山と猛牛鏡岩は同日大関に昇進した。このとき鏡岩は34歳であった。69連勝以前は3勝1敗。69連勝中は5勝。69連勝以後は2勝であった。双葉山には歯がたたなかった。唯... -
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新十両の優勝【昭和編】
九月場所、栃武蔵が久々に新十両優勝を達成した。新十両であるから当然前の場所は幕下である。それが元幕内もいる十両で優勝するのだから簡単なことではない。新十両優勝はどれくらいあって誰がいるのか。調査してみた。 <栃武蔵> はじめにお断りしてお... -
大相撲
最高位大関はなぜ優勝できないのか
現代は混迷の時代である。優勝候補をあげ、その通り優勝することは稀である。それどころか思いがけない力士が浮上して優勝争いをする展開が続いている。そのなかで大関はいっこうに優勝争いができないでいる。それどころか、弱体化が進んでいる。貴景勝が... -
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横綱の連続休場4
怪童北の湖は横綱フル出場連続43場所の記録をもつ。22回目の優勝3場所後に横綱初休場している。連続休場はまず、不戦敗を含み18連続休場している。1場所フル出場後に6場所連続休場している。その中で不戦敗を含み52連続休場している。北の湖は新国技館... -
大相撲
若隆景あの日あの時
今年三月場所初優勝した若隆景は、九月場所11勝で再び脚光を浴びてきた。若隆景は2017年三月場所、三段目付出でデビューした。三段目・幕下時代の若隆景を写真で振り返ってみよう。 【三段目2017年】 <5月 錦富士を突き落としで勝利> <5月 優勝決定... -
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大横綱双葉山の幕内対戦成績1
双葉山といえば真っ先に思い起こすのが69連勝である。では69連勝は誰から始まり、69連勝目は誰かご存知だろうか。答は、最初は瓊ノ浦であり、69連勝目は駒ノ里である。双葉山の幕内対戦成績はどのようなモノなのか。改めて調査してみた。 <双葉山のブロマ... -
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2022年十一月場所チケット事情
十一月場所のチケットは九月場所7日目に発売された。先行予約は当然その前である。いささか早すぎるきらいはある。休日の予定が決まらない職種にとっては、いかんともし難い。また休日出勤を余儀なくされる場合も出てくる。何より、場所中は場所に集中し... -
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横綱の連続休場3
王者大鵬を襲ったピンチがある。左ひじの負傷、さらに左ひざ靭帯断裂のケガをおったのである。そのため大鵬は5場所連続休場となった。そのとき57連続休場に陥った。朝潮の45連続休場を破る結果となった。昭和43年七月場所のことであった。 <大鵬> 出場... -
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横綱誕生せずの危機
昭和大相撲史に横綱不在の時期がある。横綱常ノ花が昭和5年夏場所引退すると、横綱は大阪相撲で横綱になった宮城山一人になった。その宮城山も35歳であった。常ノ花引退のわずか2場所後に引退した。こうして横綱不在の時代に入った。ただ、候補がいなか... -
大相撲
台風の影響を受ける九月場所
九月場所の特徴として台風の影響がある。かつて国技館に向かう途中、秋葉原からの総武線が止まったことがあった。やむを得ず、タクシーで国技館に向かうことにした。若手力士がいたので「お金はいいから、一緒に行きませんか」と誘ったが「自分はいいです... -
大相撲
横綱の連続休場2
引き続き横綱の連続休場をみていこう。戦後誕生した横綱から始まる。 怒涛の寄りの東富士は晩年に不戦敗を含めた23連続休場がある。東富士は横綱時代、途中休場後再出場した場所が4場所もある。現代ではとうてい考えられない。いまでこそ~富士は花盛りだ... -
大相撲
2023年土俵の目撃者カレンダー
2023年土俵の目撃者を制作しました。本場所・前売り・番付発表の日程にご利用ください。 -
大相撲
琴ノ若の幕内対戦成績
成長著しい琴ノ若は七月場所好調だったが、コロナ部屋ごと休場でストップされた。出直しの九月場所、8勝7敗と次につながる成績には届かなかった。期待とは遠かった。琴ノ若を阻んでいる力士は誰か。そこで幕内上位の対戦相手との対戦成績を調べてみるこ... -
大相撲
横綱の連続休場1
秋巡業が始まった。照ノ富士は相撲を取らず土俵入りだけだったという。ひざの状況から十一月場所は休場するのではという見方がでている。全休すると21連続休場になる(不戦敗含む)。横綱は出場する以上万全でなければならない難しさがある。そこで横綱の... -
大相撲
写真で見る大相撲ファン感謝祭
10月7日、8日の両日とも雨にたたられたなか大相撲ファン感謝祭が行われた。コロナ禍のなかファンとのふれあいではどうしても関取はマスクがはずせない場面が多かった。これはやむをえなかった。2日間のなかから写真をピックアップしてみた。 【初日】 <... -
大相撲
大相撲ファン感謝祭見聞記
10月7日雨が降りしきるなか、大相撲ファン感謝祭が行われた。ファンクラブの横綱・大関・関脇コースは11時から先行入場ができる。小結コース以下は南門を曲がって長蛇の列をなしていた。その反対側に列をなしていたのは60歳以上、墨田区在住および墨田区... -
大相撲
大相撲ショートショート
■東京場所4人マスと2人マス九月場所は4人用マスB、マスCが2人マス使用であった。2023年1月の東京場所はどうなる。どうも4人用マスCは2人マス使用のままである。東西4人用マスBが2人マス使用として残るようである。ただ、東京のマス席はインターネ... -
大相撲
昭和唯一の名大関清水川の対戦成績
昭和最強の大関といわれ、昭和唯一の名大関といわれた力士がいる。清水川である。清水川が大関であった時期は昭和7年夏場所から昭和12年夏場所までである。清水川が大関になった2場所後に玉錦は横綱に昇進している。晩年の昭和11年夏場所、双葉山が初優... -
大相撲
悲惨な現代大関事情
御嶽海が6勝9敗-2勝5敗8休コロナ部屋ごと休場-4勝11敗で大関の座を追われた。十一月場所は関脇だが、10勝以上すれば大関に復帰できる。これは昭和44年七月場所以降実施された規定である。貴景勝はこの規定で大関復帰を果たしている一人である。な... -
大相撲
2022年9月十両をめぐる幕下の熱い戦い 下
7日目を終えた成績西筆頭 狼雅 2勝2敗東3枚目 吉井 2勝2敗東4枚目 對馬洋3勝1敗西4枚目 塚原 2勝2敗西5枚目 湘南乃海3勝東15枚目 朝乃山4勝 8日目、3勝の湘南乃海は3勝の時疾風と対戦した。相撲は、熱戦となったが、最後湘南... -
大相撲
蒼国来引退大相撲レポート
蒼国来の引退大相撲チケットは琴奨菊同様当日売りを求めた。だが、またしてもそれなりのけっこうな列ができていた。しかも売り出しは10時だという。イスCは販売されていない。情報通の話だと各種学校に配布したという。販売されていたのはイスAとイスB... -
大相撲
琴奨菊引退大相撲レポート
琴奨菊引退大相撲は10:30開場、11:30開演であった。国技館には10:00ごろ着いた。一つ読み違いがあった。本場所中、国技館の一角で琴奨菊引退大相撲のチケットが発売されると思っていた。安美錦・豊ノ島がそうだった。だがコロナの感染性を防ぐため中止に...
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