大相撲

琴ノ若の幕内対戦成績

成長著しい琴ノ若は七月場所好調だったが、コロナ
部屋ごと休場でストップされた。出直しの九月場所、
8勝7敗と次につながる成績には届かなかった。期待
とは遠かった。琴ノ若を阻んでいる力士は誰か。そこ
で幕内上位の対戦相手との対戦成績を調べてみること
にした。

<琴ノ若>

横綱・大関クラスでは、照ノ富士に0勝4敗と1度も
勝てない。善戦して、もう一歩という域にも到達して
いない。ただ、対戦はまだ4度しかないのである。
さらに、十一月場所、照ノ富士が出場してくるかは
何ともいえないのが現状である。貴景勝にも1勝4敗
と分が悪い。押し相撲対策がまだまだである。

<2022年5月勝てない照ノ富士戦>

正代に対しては5連勝と1度も負けていない。これは
正代が弱すぎるからといえなくもない。だが、正代は
優勝決定戦をおこなった高安・若隆景の両力士に勝っ
たとき、10勝したときも勝っている。また元大関の
御嶽海には4勝1敗と差をつけている。琴ノ若は大関
7連勝の記録をもつ。

<2022年7月負けなし正代戦>

関脇・小結クラスはどうか。九月場所は11勝あげた
若隆景に勝って3勝3敗の五分とした。大関を目指す
好敵手豊昇龍には1勝6敗である。初顔で勝って以降
6連敗している。まず、連敗をストップすることで
ある。ほかに負け越している力士が霧馬山1勝2敗、
翔猿2勝3敗である。勝ち越している力士が九月場所
対戦がなかった玉鷲に4勝3敗、大栄翔に3勝2敗で
ある。1不戦敗がある。

<2022年9月豊昇龍戦敗退>

平幕上位クラスでは逸ノ城に4勝3敗、翠富士に2勝
1敗、佐田の海に4勝1敗と勝ち越している。負け
越しているのが明生で1勝3敗、九月場所対戦がなか
った高安に1勝3敗である。なお、明生とは新入幕の
ときから対戦している。

琴ノ若がさらに飛躍するためには勝てる相手には確実
に勝利し、負け越している相手との差を縮めること
である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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