十一月場所のチケットは九月場所7日目に発売され
た。先行予約は当然その前である。いささか早すぎる
きらいはある。休日の予定が決まらない職種にとって
は、いかんともし難い。また休日出勤を余儀なくされ
る場合も出てくる。何より、場所中は場所に集中し
たい。以前は10月初旬の土曜が発売日であった。この
ほうが発売日としてはまだ適切であり、賢明だと思う
がいかがだろうか。
さて発売から約1カ月経過した。チケットの販売状況
は、どのようになっているのだろうか。十一月場所は
全席使用である。席の特徴はらくらく2人マス、テー
ブル付ペアシートマスがある。通常のマス席は座布団
というよりクッションでつながっている。イス席は
正面がS席になっている。向こう正面がイスA、東西
は中央部がイスB、両脇がイスCになっている。なお
自由席の販売はない。
チケットはマス席、イス席ともまだ15日間購入でき
る。15日間売り切れはタマリ席とマスSである。4人
マス席Cとテーブル付ペアシートマスCは15日間残り
わずかである。残りわずかといっても航空機の座席の
残りわずかとは感覚が異なる。十一月場所はお茶屋が
ないぶんだけどうしてもハンディがある。おまけに
福岡県の人口は埼玉県や千葉県より少ないのだから
影響大である。
チケットはチケット大相撲・チケットぴあのインター
ネットで購入できる。一部の席種はセブン-イレブン
払いになる。また、大相撲専用ダイヤルでも購入でき
る。さらに福岡国際センター窓口で11月1日から12日
まで10時から16時まで前売りされる。昨年は当日売り
があったが、今年は現段階では未定である。
今年の大相撲は5場所優勝者が異なる結果となって
いる。横綱1、関脇2、平幕上位2とまさに誰が優勝
するか予想できない状況が続いている。横綱・大関は
3人と手薄である。さらに減る恐れも考えられる。
せめて多くの力士が優勝を争って、サバイバル戦を
展開していただきたい。巴戦になるくらいの混戦・
熱戦で最後の場所を飾っていただきたい。