大相撲

【7月19日】大関の負け越し率2

2019年7月16日

大関1A
大関2A
清國の最高位大関の大関在位中の負け越し率
17.9%の記録を抜いたのが、人気の角界の
プリンス貴ノ花である。貴ノ花は大関在位
50場所というとてつもない記録を最初つく
った。これまで40場所台さえいなかったの
だから驚異的な数字である。貴ノ花はその
うち6回しか負け越していなく、負け越し率
は12%だった。そのほとんどが途中休場で
あり、皆勤しての負け越しは1回であった。
輪島と同日に大関に昇進したが、大関当初
から1ケタ勝利3場所後途中休場して差が
つき始めた。
貴ノ花
<貴ノ花>

貴ノ花のあとの大受は、わずか5場所で大関
の地位をあけわたした。3場所負け越しと
いうワースト4位の負け越し率になっている。
このワーストは現役の貴景勝の100%、栃ノ
心の66.7%によるモノなので今後変わる可能
性はある。なお、不動のワーストは前回述べ
た大関在位中の負け越し率100%の五ッ嶋で
ある。

貴ノ花の記録を更新した大関が、琴風である。
大関の負け越し率はわずか9.1%である。そ
してこれが現在までの最高記録になっている。
大関在位中の負け越しはわずか2回である。
その2回も大関最後の場所とその前の場所に
よるものである。琴風のモットーは、琴風
豪規著「青春の意地」(潮出版社刊)による
と『与えられた立場で最大限の努力をする』
である。まさしく琴風は大関の立場で最大限
の努力をした結果の記録だといえる。
琴風
<琴風豪規著青春の意地潮出版社刊>

琴風に次ぐ最高位大関の大関在位中の負け
越し率は、琴光喜の11.8%である。琴光喜は
野球賭博問題で協会を去っただけに、晩年の
記録がないという事情がある。それだけに
数字は割り引いてみなければならない。

高安は今後の皆勤しだいでは大関在位中の
負け越し率を低くすることができる。貴景勝
は若く、目指す地位が横綱なので、いつしか
この欄から名前を消すかもしれない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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