大相撲

横綱三役の対戦成績

近年、小結以上のリーグ戦がくずれている。
さる十一月場所では霧島対豊昇龍の大関同士の一番
及び若元春対琴ノ若の関脇同士の一番が実現しなか
った。こうしたことが常態化した責任は審判部にあ
る。反省がなければ改善はない。

一月場所の横綱三役の対戦成績はどのようになって
いるのか。調べてみた。

<照ノ富士>

霧島・琴ノ若は別テーマで取り上げたのでここでは
触れない。まず、一月場所出場するかもしれない照
ノ富士は霧島・豊昇龍・琴ノ若には1度も負けてい
ない。誰が打倒照ノ富士を果たすか。その点で興味
は尽きない。高安には負け越している。照ノ富士が
最初の大関時代に5連敗している。ケガで番付を下
げた後幕内に復帰した場所から4連敗している。

豊昇龍が大関になって2場所連敗している力士が2
人いる。琴ノ若と錦木である。宇良とは負けたり勝
ったりを繰り返している。一月場所は負けの順とな
るが、果たしてどうなるか。

<2023年9月琴ノ若、大関豊昇龍を破る>

その点貴景勝は宇良に6連勝中である。貴景勝は、
照ノ富士以外は三役に対して五分か勝ち越しでいる。
五分の霧島に不戦敗が含まれている。高安には11勝
10敗と接近している。高安の大関時代には3勝6敗、
貴景勝が大関のとき8勝4敗であった。

大栄翔はその高安に9勝11敗と接近している。現在
4連勝中である。しかもすべて押し出しで勝ってい
る。関脇以下最強で現在6場所連続勝ち越し中であ
る。すべて小結関脇であり、この記録がどこまで続
くか見ものである。

一月場所は近い。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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