大相撲

大の里は第2の輪島になれるか

2年連続アマ横綱になった大の里が入幕を果たした。
幕下10枚目格でスタートしてわずか4場所の快挙と
なった。日体大出身である。十両2場所通過は輪島
の4場所を超えた。

<大の里>

学生出身の横綱は輪島一人である。輪島が横綱にな
ったのは昭和48年五月場所後である。今年その日が
くれば51年経ったことになる。半世紀以上を過ぎて
学生出身横綱は誕生していない。

大の里は果たして第2の輪島になれるのか。入幕ま
での出世は大の里が早かった。だが出世のスピード
なら遠藤は十両1場所で突破している。遠藤の最高
位は小結である。スピード出世と最高到達点との関
係性はない。

学生出身はどうしても年齢が22歳か23歳でデビュー
する。大鵬や北の湖のように21歳で横綱というわけ
にはいかない。輪島が横綱になったのは25歳のとき
である。大の里は現在23歳である。6月には24歳に
なる。

<輪島>

輪島は入幕してから2年半で横綱になった。大の里
が3年経過したときが目安になる。これまで大関に
なった学生主出身はいた。だが、誰も横綱になりそ
うな気配を感じさせなかった。

大の里の気になる点は、十両2場所とも優勝争いを
しながら土壇場で負けてのがしていることである。
大の里がどこまでやるのか。やれるのか。違った目
で大の里をつぶさに見ていきたい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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