日馬富士が軽量、宇良が小兵といっても137
キロある。ところが石浦はわずか118キロしか
ない。まさに幕内最軽量である。しかし、
全身は鍛えぬき、筋肉の塊である。相撲の
名門鳥取城北高校から日大の相撲部、オー
ストラリアの語学留学を経て、白鵬の内弟子
になった。
新入幕の昨年の十一月場所こそ10勝5敗で
敢闘賞を受賞したものの、その後6勝9敗、
7勝8敗、8勝7敗、7勝8敗と負け越しが
目につく。若手の貴景勝、北勝富士、宇良、
大栄翔、千代翔馬などはすでに横綱・大関戦
を経験している。彼らと比較すると出遅れて
いることは否めない。
現代は150キロ以上がごろごろいる時代で
ある。現代大相撲なら、相撲の神様幡瀬川、
名人栃錦も苦労するかもしれない。石浦は
わりとまともな相撲が多い。曲者ではない。
正攻法で勝つこともあるが、パワー相撲に
圧倒され苦戦する場面も避けられない。
同じ小兵の舞の海は考える相撲を取った。
どうすれば勝てるか。そのため、フェイント
をかけてもぐる立ち合いがあった。左下手を
深く取っての下手投げを得意とした。巨漢
曙を三所攻めで倒したこともあった。
<筋肉マン石浦>
石浦は今のままでは一進一退を繰り返す。
何をするかわからない立ち合い。幕下のころ
は立ち合いから足取りにいったことがある。
動きをいかしての横攻めなど現状を打破する
相撲が求められる。筋肉マン石浦の飛躍を
期待したい。
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よしなに
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