大相撲

■秋10日目 1敗で追走高安、稀勢勝ち越し

2018年9月18日

1敗同士、久々に好調の豪栄道、高安が激突
した。10日目の対戦は早すぎると見る方も
おられるだろうが、下記の予想取組表を見て
いただきたい。数字は○日目で15は千秋楽で
ある。豪栄道の13日目から千秋楽と高安の
11日目と12日目が横綱戦を組む以上豪栄道対
高安戦は10日目しかなかったのである。
予想取組A
大関同士の一番、豪栄道対高安戦が優勝を
かけ、注目を集めるのは初めてである。立ち
合い当たりあって左四つ。高安の組手だが、
両者上手が取れない。高安、機を見て左から
の下手投げ、右からの腕ひねりの複合技で
勝利した。

稀勢の里は、元気がない遠藤相手に一気に
寄って快勝した。その前の3度立ち合いの
不成立が気になったが、影響はなかった。
稀勢の里は9場所ぶりに勝ち越した。

以前マスコミの目標は何勝ですかという問い
に、ある大関候補は「8勝です」と答えた。
マスコミが「えっ、8勝ですか」と聞き直す
と「まず8勝です。8勝しなければ10勝も
できません」と答えた。稀勢の里は横綱だか
ら8勝で満足するわけにはいかないが、まず
8勝しなければ10勝もできないのである。

大関を目指す御嶽海は全勝鶴竜戦である。
初日前日、長野のマスコミを複数社見かけて
いる。地元の御嶽海にかける期待は大きい。
しかし、鶴竜が磐石の相撲を取った。御嶽海
の立ち合いでは鶴竜をくずせなかった。鶴竜
の安定感はすばらしい。御嶽海は4敗で稀勢
の里と高安戦を残していて、厳しい展開で
ある。

終盤はさらに星のつぶし合いに突入する。
横綱・大関に休場がなく、優勝争いに見ごた
えがあり、近来稀に見る充実した場所になり
そうである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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