5位待望の日本人大関琴奨菊誕生
七月場所3場所通算32勝で昇進を見送られながら、屈す
るところなく九月場所で12勝をあげ、文句なしに大関に
昇進した。日本人としては2007年九月場所の琴光喜以来
である。入幕して34場所かかっての昇進である。相撲の
名門明徳義塾高校(朝青龍、朝赤龍、栃煌山を輩出)出
身。S氏・H氏が4位に、TM氏が5位に、T氏が7位
にあげている。
4位魁皇通算最多勝利達成を花道に引退
大関魁皇が七月場所で千代の富士の通算最多勝利1045勝
を破り、1047勝を達成。しかし、負けが先行し、この場
所限りで引退した。23年と1場所かかっての記録である。
39歳を目前にした年齢まで取り続けた。人気は抜群で、
同期には貴乃花、若乃花、曙などがいる。H氏が3位、
TM氏・S氏が4位、T氏が6位にあげている。
<魁皇、安美錦から最後の勝利>
3位八百長余波 興行色なしの技量審査場所の実施
5月、いっさいの興行色をなくし、無料で実施したのが
技量審査場所である。NHK放送なし、優勝は優勝旗の
み、懸賞金なし、三賞あり、しかし成績は本場所と同様
に扱い,記録される。そのほか、番付なし、国技館サー
ビス会社営業せず、のぼりなし、パンフレットなしとい
う寂しいなかで取組が進行していった。H氏が2位、3氏
が3位にあげている。
<技量審査場所の光景>
2位八百長発覚で春場所中止
八百長問題が解決しない限り、本場所は開けないという
方針のもと三月場所と2010年の巡業の中止が発表された。
2月4日のことである。本場所の中止は戦争で被災した
国技館修復が遅れた昭和21年夏場所以来である。H氏が1
位に、T氏・S氏が2位に、TM氏が3位にあげている。
<八百長問題を報じる毎日新聞>
1位証拠はメール 八百長発覚と大量処分
これまで八百長の疑惑はあったが、証拠がなかった。相
撲協会もあくまでないと言ってきた。しかし、初めて物
的証拠が出てきた。それは携帯メールの削除した内容を
復元することでうかびあがった。2月2日毎日新聞がス
クープした。八百長に関与したと思われる力士、親方が
引退勧告、解雇、2年間の出場停止などで二十数名が処
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2011年は大相撲史上最大の屋台骨をゆるがす八百長問題
が発覚した。またもお詫びのオンパレードとなった。
2010年のこのコーナーでは角界の常識は世間の非常識。
新生相撲協会としてファンの声に耳を傾けていただきた
い、と書かせていただいた。どれだけ実行してきたのだ
ろうか。お客さんと協会の思惑に違いがあれば興行はう
まくいかない。1場所に何回観戦にきたかのリピーター
の調査も必要である。今後はお詫びのない年であってほ
しい。
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