七月場所はまたもや技能賞は該当者なしだった。これで
今年4場所はすべて該当者なしである。昨年の2014年は
安美錦が受賞しただけで5場所は該当者なしだった。い
まや技能賞の該当者なしは当たり前の現象になってきた。
以前この欄で曲者、個性派がいなくなったと書いたが、
今は技能派力士もいない。
大関時代の日馬富士がすそ取りで豊真将を倒したことが
あった。思い起こせば日馬富士は小褄取とりという技を
駆使したこともあった。日馬富士は現代では比較的技能
派の部類に入る力士だと思う。技能賞はもらえないが。
古くは栃錦、鶴ヶ嶺、栃ノ海、栃東(父)最近では舞の
海、3代目若乃花といった技能力士がいた。小兵名人と
いう言葉も消えつつある。体重150キロ以上の超重量級
大相撲では吊り出し、うっちゃりもまれな技になってし
まっている。吊り、うっちゃりのセオリーは忘れられて
しまっているのではないだろうか。
超重量級は破壊力十分だが、その反面傾いた体勢を立て
直しにくい。攻めていってまわりこまれたら背中あるい
は横について逆襲される面がある。NHK解説者の舞の
海さんはかつて力士減量を提言したことがあった。面白
い相撲、熱戦がみたいのなら、130キロクラスかもしれな
い、と思わせるのが今の大相撲である。
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