大相撲

4場所経過した2023年年間最多勝レース

2023年8月2日

七月場所が終了したことで、今年の本場所は4場所
経過したことになる。七月場所はご存知のとおり、
豊昇龍が初優勝し、大関昇進を決めた。一方新大関
霧島の休場及び不成績はどう影響したのか。

年間最多勝レースはどのように展開しているのか、
数字を出してみた。それが以下である。単なる数字
の比較ではなく、横綱・大関との対戦率によってク
ラス分けした。また、幕内在位4場所の力士を対象
とした。

4場所経過して年間最多勝は、豊昇龍と大栄翔が41
勝で並んだ。3場所経過時点でトップの霧島は3位
に転落した。ただ、40勝で逆転できない差ではない。
39勝の若元春にもチャンスはあるかもしれない。

<豊昇龍>
<大栄翔>

今年はとにかく横綱・大関の出場が乏しい。それだ
けに混戦になる要素は大きくなる。混戦はどうして
も低レベルにつながる。年間66勝は今年も難しそう
である。

現時点で最少勝利は照ノ富士の15勝である。照ノ富
士が今後どのくらいフル出場できるのか。大関貴景
勝も休場が多い。途中でから大関になった豊昇龍か
霧島ならなんとか面目は保たれる。昨年の若隆景の
ように関脇以下から出るのか否か、あと2場所残さ
れている。

<2022年年間最多勝若隆景>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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