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4場所経過した2023年年間最多勝レース

七月場所が終了したことで、今年の本場所は4場所
経過したことになる。七月場所はご存知のとおり、
豊昇龍が初優勝し、大関昇進を決めた。一方新大関
霧島の休場及び不成績はどう影響したのか。

年間最多勝レースはどのように展開しているのか、
数字を出してみた。それが以下である。単なる数字
の比較ではなく、横綱・大関との対戦率によってク
ラス分けした。また、幕内在位4場所の力士を対象
とした。

4場所経過して年間最多勝は、豊昇龍と大栄翔が41
勝で並んだ。3場所経過時点でトップの霧島は3位
に転落した。ただ、40勝で逆転できない差ではない。
39勝の若元春にもチャンスはあるかもしれない。

<豊昇龍>
<大栄翔>

今年はとにかく横綱・大関の出場が乏しい。それだ
けに混戦になる要素は大きくなる。混戦はどうして
も低レベルにつながる。年間66勝は今年も難しそう
である。

現時点で最少勝利は照ノ富士の15勝である。照ノ富
士が今後どのくらいフル出場できるのか。大関貴景
勝も休場が多い。途中でから大関になった豊昇龍か
霧島ならなんとか面目は保たれる。昨年の若隆景の
ように関脇以下から出るのか否か、あと2場所残さ
れている。

<2022年年間最多勝若隆景>

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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