本場所レポート– category –
本場所中の日々の取組速報・星取・講評
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■春3日目 白鵬の連覇が止まる時
朝青龍がいたときはお騒がせ横綱として彼は悪役扱いされ、それに対して白鵬は正統な横綱扱いにしてきた節がある。それが白鵬の審判クレーム問題で急変して白鵬をたたき始めた。この問題に関して記者の質問に対して背を向ける白鵬は平常心で相撲が取れるの... -
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■春2日目 石浦・宇良の技の相撲に集まる注目
2日目から前相撲が始まった。この日の前相撲が注目されるのにはわけがあった。反り技を駆使する木瀬部屋の宇良が出場するからである。宇良のアマ時代の映像に見られる反り技の数々と身体能力は驚きをもって見られ、がぜん注目の的となった。8時半から始... -
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■春初日 成長中の力士がいない横綱・大関陣
鶴竜が初日からいきなり休場した。白鵬は妙義龍相手にうわずり、磐石の相撲からはほど遠い内容だった。現役大関最強の稀勢の里は初日から栃煌山に敗れ黒星発進と、初日早々お寒いスタートになった。現在の横綱・大関陣を冷静に見渡すとあることに気がつく... -
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■初千秋楽 来場所の番付をめぐる攻防
白鵬の優勝が決まって2日目の千秋楽、話題の中に白鵬の全勝優勝はもはやなかった。どう考えても白鵬に対して相性がよくない鶴竜が勝つには双差ししかない。それを白鵬が許す要素が見当たらない。むしろ来場所の番付を見据えた話題に終始した。千秋楽は1... -
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■初14日目 三役めぐる必死の戦い
白鵬前人未到の33回目の優勝決定後の残り2日間のこの日、珍しく水入り相撲があった。水入りなんて死語になりつつあると思っていたが、逸ノ城-照ノ富士戦で起こった。この両者明日のホープであるだけではない。来場所の番付を考えると三役に影響を与える... -
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■初13日目 白鵬-稀勢の里戦を斬る
横綱同士の対戦は2敗日馬富士が鶴竜に敗れ、優勝は白鵬が2敗の稀勢の里との直接対決で勝てば決定することになった。2差あるから稀勢の里が緊張する要素はない。換言すればここ一番の弱さが出ることはないわけである。そういうときの稀勢の里は危険な対... -
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■初12日目 白鵬は偉大な双葉山に迫れるか
冷たい雨が降りしきる中、この日も平日とは思えぬ満員札止めと盛況。全勝白鵬は琴奨菊のこれしかないというあたりを受け止めた上で出足鋭く一気に寄り立てた。完勝である。中盤相撲に乱れのあった白鵬であるが、ここへきて手の内を知りつくしている大関陣... -
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■初11日目 優勝争いできぬ両横綱
満員札止めとなった11日目、全勝白鵬を追いかけるべき横綱日馬富士と鶴竜が相次いで敗れる展開に唖然とせずにはいられない。全勝白鵬、2敗日馬富士・稀勢の里、3敗鶴竜ほかとなった。これでは仮に白鵬が1敗してもトップであることに変わらないことにな... -
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■初10日目 逸ノ城、怪物の終焉
先場所苦労に苦労を重ねてやっと逸ノ城に勝利した鶴竜。この日はそのときの再現には至らずあっさり鶴竜が勝利した。逸ノ城は工夫も抵抗もなく土俵を割った。鶴竜の鋭さというより、逸ノ城のもろさが目立った一番であった。今場所の逸ノ城は鶴竜戦に限らず... -
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■初9日目 豪栄道の今後
カド番豪栄道はこの日横綱日馬富士にいいところなく、一方的に負けた。ここまで4勝5敗と苦しい相撲が続く。勝敗だけでなく、相撲内容が精一杯やっても通じなくなってきている。豪栄道は果たして勝ち越せるのか微妙から怪しくなってきた。大関陥落となれ... -
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■初8日目 場所のゆくえ
久々の天覧相撲となった8日目波乱はなかった。後半はどう展開していくか予想してみる。優勝争いは全勝が白鵬、1敗が日馬富士、稀勢の里、2敗は鶴竜、琴奨菊ほか平幕3人である。後半は星のつぶしあいとなるだけに見ものである。トップを走る白鵬だが、... -
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■初7日目 お寒い土俵展開
人によっては今場所は日馬富士が優勝するのではと言われていたが、この日は比較的取りやすい常幸龍に思いがけない不覚を取った。明らかに日馬富士が詰めを誤ったための敗北だった。日馬富士はこれまで白鵬を追いかけ、逆転して優勝したことはない。後半持... -
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■初6日目 静かなる横綱の敗戦
前日苦労に苦労を重ねて照ノ富士に勝利した鶴竜がこの日はあっさり、栃煌山に屈した。まるで昨日の一番の疲れを引きずっているかのように。通常横綱の敗戦は館内はどよめき、座布団がとんだりするものである。しかし、鶴竜の敗戦に凍りついたように静かだ... -
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■初5日目 白鵬の相撲に乱れ
この日東京は雨にも関らず、国技館は5度目の満員御礼の垂れ幕が下がった。白鵬が初日から栃煌山、栃ノ心、宝富士、照ノ富士と危なげない相撲を取り続けている。しかし、ことごとく退け、圧勝しているかというとそうとも言い切れない。栃煌山戦では危なげ... -
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■初4日目 照ノ富士の可能性
照ノ富士はいっそう強くなって土俵に上がっている。横綱白鵬相手に右四つ素早く上手を取った。白鵬は上手を取れず、素早くまきかえ双差し。照ノ富士は白鵬の腕をきめにいく。この形で照ノ富士は今場所豪栄道を倒している。白鵬は反応の早さが強さの一つだ... -
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■初3日目 相撲のマナーとセオリー
3日目、前半の平日にも関らず満員御礼が出た。ということはこの後の土日は言うに及ばず、平日も満員御礼が出る可能性は高いということである。人気があるのはけっこうだが、弊害も多い。といっても特別なことではなく、マナーである。まず、土俵で力士が... -
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■初2日目 敗者に見えるもろさ
前日逸ノ城戦に勝って久々に存在感をみせた遠藤。この日は同じ関脇で巨体で実力者の碧山戦である。遠藤突き押しで下から入って右ざし一気に出て勝負あったかと思われたが、東土俵に碧山を追い詰めながら、上体が伸び、まさかのくずれをみせた。上手の手か... -
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■初 初日 注目の一番に熱戦なし
今年初の大相撲が始まった。国技館は外、通路を問わず人・ひと・ヒトであふれている。初日チケットはかなり早く売り切れていた。満員札止めで昨年の九月場所を上回る人気は確実である。一月場所の初日のみ新聞社の年間最優秀力士、年間最優秀新入幕力士の... -
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■福岡千秋楽 外国籍年寄襲名問題を考察する
十一月場所は終わってみれば白鵬の32回目の優勝で終わった。前人未到の大鵬の優勝回数と並んだ。しかし、白鵬の可能性はまだまだ広がっており、32回の優勝回数は通過点に過ぎない。それよりも白鵬にとって破ってほしい壁がある。それは日本国籍を有してい... -
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■福岡14日目 看板倒れの大関
白鵬、鶴竜と勝つべき力士が勝ち、千秋楽を迎えることになった。琴奨菊は豪栄道に続き負け越した。変に空気を読んだ相撲より、堂々と負け越したほうがいい。ただし、民間企業で専務や常務がその役割にふさわしい働きをしなければ役員をはずされる。<鶴竜... -
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■福岡13日目 白鵬の千秋楽決戦
優勝の行方はにわかに白鵬に傾いてきた。鶴竜が日馬富士に負けて2敗目。鶴竜の相撲に陰りが出てきた。うまさを封じられた鶴竜は体勢を立て直せないでいる。逸ノ城戦で見せた勝利への執念が薄れていった。白鵬は不調の琴奨菊をあわてず、騒がず料理した。... -
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■福岡12日目 終盤のマイナス要因
前日鶴竜に勝った稀勢の里はこの日は白鵬の前にあっけなく敗れた。稀勢の里の相撲はいまいち安定していない。これまでいく度となく稀勢の里について書いてきた。それは期待をこめてだが、ここにきて稀勢の里には期待しないことが一番いいという結論にたど... -
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■福岡11日目 受難の3横綱
この日の3横綱はさんざんな相撲内容だった。日馬富士対碧山戦。碧山が横を向いたところをここぞとばかりに日馬富士が出たが、距離がありすぎ落ちた。碧山が何かしたというより功をあせった日馬富士の体勢がくずれた印象である。<碧山対日馬富士>白鵬対... -
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■福岡10日目 気抜け負け?の稀勢の里
福岡の日中は暖かくて過ごしやすい。しかし、10日目の注目取組、日馬富士対稀勢の里戦はお寒い限りであった。稀勢の里はまるで気が抜けたような負け方だった。立ち合いが合わなかったようには見えなかった。本人は負けて首をかしげていたが、首をかしげた... -
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■福岡9日目 決戦!スキなし鶴竜対32回優勝目指す白鵬
鶴竜はうまさで取る相撲である。だが、ときとしてうまさは圧倒的パワーの前に蹴散らされることがある。今日の碧山はつぼにはまると要注意な相手である。しかし、立ち上がった瞬間、鶴竜は碧山のパワーを封じて自分十分に組みとめてしまった。こうなっては... -
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■福岡8日目 大関の負けぬ日はなし大相撲
琴奨菊と豪栄道が今日も負けた。これで琴奨菊は3勝5敗、豪栄道は4勝4敗である。琴奨菊は同じ大関の稀勢の里相手だからやむを得ないと思われがちだが、これまで琴奨菊は稀勢の里に対して対戦成績では分がよかった。豪栄道は関脇以下とは紙一重の実力差... -
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■福岡7日目 追う展開の白鵬に進言
白鵬の思いがけない負けで、めったに見られない白鵬が追いかける優勝展開になった。人によっては今場所は鶴竜の優勝と決め付けている方がいるようだが、優勝は先行逃げ切りばかり見てきた方にとっては無理からぬことである。むしろ白鵬はこういうケースの... -
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■福岡6日目 鶴竜戦で見せた逸ノ城恐るべし
鶴竜対逸ノ城戦は2分を超える熱戦となった。最初は右四つで上手を取っていた逸ノ城も鶴竜のうまさに上手は離れ、差し手は死んでいた。鶴竜は食い下がった。しかし、それでも簡単には攻めきれない。そこに逸ノ城恐るべし、今場所一番の強さを見た。だが、... -
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■福岡5日目 横綱・大関の休場のあり方
琴奨菊は智略力士安美錦に対して押して出た。しかし、ダイブして安美錦を押し出すも手が早くついて3連敗と窮地に追い込まれた。連敗の横綱日馬富士は勢に対して変化気味に上手を取って一瞬の投げで決めた。この日日馬富士が負けていれば途中休場の雰囲気... -
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■福岡4日目 暗転の十一月場所
この日横綱日馬富士は栃煌山の圧力に耐え切れずバランスをくずして連敗。大関琴奨菊は勢に先手を取られ、守りにまわって土俵を割った。4日目を終わって日馬富士、琴奨菊、豪栄道はすでに2敗。優勝争いから完全に脱落したとはいえないが、このあと全勝す... -
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■福岡3日目 波乱の前触れか
相撲ファンは覚えているだろうか、昨年の十一月場所で多くの休場者を出したことを。琴奨菊、琴欧洲、琴勇輝、舛ノ山、栃ノ心と5人出た。引退した阿覧を加えれば6人である。思い起こせば先場所も日馬富士、妙義龍、千代大龍、豊ノ島、豊真将、東龍、舛ノ... -
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■福岡2日目 はかりかねる大相撲人気
白鵬は智略力士安美錦に惑わされず、一気に走って勝負を決めた。鶴竜は引き技が目立ち、大関が当てにならない中不安視された日馬富士は豊響を寄せ付けず、一気に勝負に出て好調なスタートを切った。<白鵬対安美錦>優勝回数は積み重ねである。減ることは... -
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■福岡初日 しぼむ?逸ノ城
17年ぶりの初日満員御礼で始まった十一月場所。人気の源は新関脇逸ノ城である。横綱・大関戦に3勝1敗で13勝をあげた史上最高の新入幕力士逸ノ城。九月場所が終わってから十一月場所が始まるまでスポーツ紙、テレビニュースと話題を独占した。逸ノ城の特... -
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■秋千秋楽 プロとアマの差
新入幕で優勝争いをした逸ノ城は千秋楽、安美錦を圧倒し13勝2敗の優勝次点で有終の美を飾った。この成績は新入幕最高成績北の富士・陸奥嵐と同じである。だが、2人が横綱・大関戦がなかったことから、横綱2人、大関2人と対戦している逸ノ城が実質最高... -
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■秋14日目 連続写真で見る白鵬対逸ノ城戦
ここまで稀勢の里・豪栄道の2大関、鶴竜の1横綱を倒し、1敗できた脅威の新怪物逸ノ城。結びの一番で1敗同士で横綱白鵬と激突した。へたな説明無用、以下の連続写真をご覧いただきたい。優勝をかけた一番を経験していているだけに、白鵬は終始落ちつい... -
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■秋13日目 座布団が飛んだ2大決戦を斬る
まず、白鵬対豪栄道戦。今場所の調子からいって白鵬に負ける要素はない。しかも豪栄道には連敗中だからなおさら、負けるわけにはいかない。ところが、実際は豪栄道が左四つから一気に寄って出た。白鵬はこらえる間もなく、土俵を割った。2度あることは3... -
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■秋12日目 興味深い逸ノ城の横綱・大関戦
この日は雨にも関らず、当日券を求める行列が正門横のチケット売り場から南門まで行列ができた。自由席は全部で400席ある。そのうち50は15日間通し自由席券として完売している。だから販売数は350席になる。ただし、千秋楽は音楽隊などが入るため、数は減... -
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■秋11日目 立ち合いの変化論
今場所10度目の満員御礼が下がる中、優勝に関る2番に変化があった。まず、1敗の新入幕逸ノ城対大関稀勢の里戦である。この一番は逸ノ城が2度つっかけたというより稀勢の里の立ちしぶりであったように見えた。この傾向は稀勢の里によく見かける。立ち合... -
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■秋10日目 稀勢の里は自己改革が必要
稀勢の里のこの日の対戦相手はこれまで2勝している宝富士である。立ち合いの奇襲や変化など特別警戒する力士ではない。事実、両者左四つ上手が取れない状態から上手の探り合い。稀勢の里は右からおっつけるわけでもなし、下手から揺さぶりをかけるでもな... -
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■秋9日目 優勝争いはしらけ場所に?
今日から大関戦が始まった。まず、1敗の稀勢の里がいまいち調子があがらない豪栄道と対戦した。稀勢の里が豪栄道に万全の両差しになりながら、逆転の首投げをくい、2敗に後退した。全勝の鶴竜は今場所横綱・大関戦に3勝している好調の嘉風と対戦した。... -
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■秋8日目 場所の行方
白鵬、鶴竜の両横綱が全勝、大関稀勢の里が1敗で中日を通過した。優勝はこの3人が最有力候補である。鶴竜が全勝できたのは予想以上の健闘である。3人の相撲内容のいい順に並べると白鵬、鶴竜、稀勢の里になる。白鵬の反応のよさと強さは抜群である。6... -
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■秋7日目 快進撃逸ノ城敗れても恐るべし
新入幕逸ノ城は6日間すばらしい相撲を取ってきた。実力者の栃煌山、元三役の松鳳山を撃破という予想以上の白星を重ねてきた。馬力のある千代鳳には1分30秒を超える辛抱の相撲を取り、けして投げにはいかず、寄り切った。逸ノ城は入門5場所目の21歳。モ... -
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■秋6日目 相撲のセオリー
大砂嵐は荒削りとか未完の大器とかいうが、今日の勢戦はそれ以前の相撲だった。一言で言えば相撲のセオリーに反する内容だった。まず、突っ張り。突っ張りは足からという。いかに腕力があっても腕だけでは相手にきかない。足がともなって威力を発揮する。... -
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■秋5日目 一天にわかに掻き曇った大相撲
大相撲は人気上昇中で前半の平日でも満員御礼が出るほどである。前日の4日目はサラリーマングループ、外国人グループが目に付いた。消費税があがっていることを加味すれば驚異的な人気である。横綱日馬富士が右眼窩内壁骨折で休場した。休場力士はこれで... -
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■秋4日目 日馬富士・稀勢の里に苦言
2003(平成15)年七月場所、横綱史上初の出来事がおこった。横綱朝青龍が旭鷲山相手に髷をつかんで反則負けとなったことである。このときは横綱にあるまじき行為として批難ごうごうだった。日馬富士は2連敗中の嘉風相手に髷をつかんでの反則負けで1敗と... -
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■秋3日目 迷走豪栄道の今後
新大関豪栄道は立ち合いから嘉風を果敢に攻め立て、東土俵に詰めた。しかし、嘉風にまわりこまれ横につかれ不利な体勢となって勝負あった。今の豪栄道には途中までの攻めはよかったというのは何の励ましにもならない。必要なのは1勝である。過去に豪栄道... -
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■秋2日目 3横綱フル出場続く予感
白鵬は遠藤が果敢に攻めるも首をおさえてたたき落とす様にはたき込んだ。日馬富士対千代大龍は攻め合いの中日馬富士が千代大龍の引きに対応して押し出した。鶴竜は照ノ富士相手にかいなを返され、右手万歳の危ない体勢に追い込まれたが、照ノ富士に上手を... -
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■秋初日 上位陣!明暗を分けた注目の2番
満員札止めで九月場所の初日が始まった。地方からの観客も来ている。初日の注目の取組は日馬富士対遠藤、高安対豪栄道の2番である。注目の新大関豪栄道は立ち合いから果敢に攻めるが、攻めきれず、上手を離し、体勢を悪くした。高安は両まわしをしっかり... -
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■名千秋楽 突然浮上した豪栄道の大関昇進
豪栄道が千秋楽であたる琴奨菊に勝てば大関に昇進するとの情報が入ってきた。この情報を聞いた観客の一人は「豪栄道って今場所大関取りの場所だったの?」と口にした。同感である。これが正直な感想である。よく3場所通算成績の勝利数が取り上げられるが... -
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■名14日目 白鵬、琴奨菊併走で千秋楽へ
この日白鵬は鶴竜を力の入った相撲の末寄り切り、琴奨菊は2敗同士の対戦で高安を一方的に退けた。14日目を終え、2敗で白鵬と琴奨菊が千秋楽を向かえることになった。白鵬が並んで、かつ直接対決しない場合は過去どれだけあったのか調べてみた。2006(平... -
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■名13日目 稀勢の里は危険な対戦相手
今場所の稀勢の里は必ずしも好調とはいえない。ここまで4敗。もろい負け方があった。しかし、稀勢の里に妥協はない。空気も読まない。それゆえ、稀勢の里は対戦相手にとって危険な存在である。白鵬対稀勢の里戦は白鵬が必死の攻めをみせたが、稀勢の里を... -
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■名12日目 決戦を斬る
カド番琴奨菊、ここまで予想を超える健闘で10勝1敗。8年ぶり2006(平成18)年一月場所の大関栃東以来の日本出身の日本人優勝なるか。同じく前日不覚の1敗をきっした白鵬、ずるずると連敗できぬ横綱の意地。両者の激突は優勝争いのトップ同士という今場... -
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■名11日目 意外な展開となった白鵬対豪栄道戦
白鵬は先場所唯一負けた豪栄道に今日勝てば、大きく優勝に前進する重要な一戦である。よく横綱は同じ相手に続けて負けてはいけないと言われる。まして白鵬は横綱中の大横綱である。この一戦は右四つがっぷりから豪栄道が寄り立てる。白鵬がしのぐ展開とな... -
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■名10日目 相撲100年の体系
この日東の椅子席に子供たちの大集団が座っていた。白鵬が土俵に上がるや彼らから大声援が館内に響いた。白鵬が自費で招待した鳴海小学校100名の児童たちである。鳴海小学校は宮城野部屋宿舎の近くにある関係から実現した。土俵は白鵬が好調豪風を寄せ付け... -
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■名9日目 ホープ遠藤・大砂嵐はどちらが出世する
新しき対決遠藤対大砂嵐は遠藤が得意の左四つに組み止め大砂嵐に上手をあたえず、上手投げと下手ひねりの複合技で決めた。遠藤の完勝であった。両者はこれで4勝5敗、一進一退を繰り返すが、残り6日間で果たして勝ち越せるのか予想してみる。遠藤と大砂... -
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■名8日目 場所のゆくえ
注目の一番、横綱白鵬と横綱キラー大砂嵐の対戦は右四つにいく立ち合いとなった。最初共に上手が取れなかった体勢から両者上手を引きがっぷりの右四つとなった。白鵬は終始落ち着いていた。無理な体勢から攻めることはなく、チャンスをうかがっていた。大... -
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■名7日目 豪栄道に必要な突破力
豪栄道が横綱に連勝している大砂嵐をあっさり寄り切って5勝目をあげた。豪栄道は連続関脇在位が今場所14場所で、これまでの魁皇の13場所を抜いて昭和以降最長在位記録になった。かつては、三役在位が長いからという理由で大関になった力士がいる。北葉山... -
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■名6日目 自滅の両横綱
「いくら素質があっても2年修行しただけの者が、5年修行した者に勝つのは難しい」と言ったのは栃錦である。大砂嵐は実際は今場所序ノ口以来14場所目にあたり、約2年半になるので正確には栃錦の言葉はあてはまらない。とはいえ、初の上位戦で日馬富士に... -
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■名5日目 遠藤非常事態
幕内中位に下がった遠藤が1勝4敗と序盤苦戦をしている。相手が遠藤を研究しているという見方がある。なにしろ、遠藤にかかる懸賞が半端でないだけに相手が目の色を変えてくるのも当然である。かつて同じように懸賞が多かった力士に高見盛がいた。みな高... -
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■名4日目 稀勢の里が目指すべき大関像
稀勢の里は勢の動きに惑わされず、落ち着いてついていき勝利した。2日目に安美錦に敗れたが敗戦に動じることもなくいい相撲を取っている。稀勢の里は実は大関としての勝率は日馬富士、鶴竜より上なのである。力士 大関在位 優勝争い 優勝 勝 負 休場 ... -
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■名3日目 大砂嵐のかちあげに疑問
大砂嵐にとって大関初挑戦となる稀勢の里戦だが、大関の圧力になすすべなく、敗退した。その際気になったのが大砂嵐の立ち合いからのかちあげである。そもそもかちあげは相手の上体をおこしておいて攻め込んでこそ効果がある。大砂嵐のかちあげは今に始ま... -
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■名2日目 白鵬優勝の法則
白鵬が実力者松鳳山を退け、好調なスタートを切った。ここへきてにわかに、白鵬の優勝回数がクローズアップしてきた。白鵬は3人目の30回優勝を今場所達成できるか。白鵬は何回優勝できるか。大鵬・千代の富士との比較論と話題はつきない。白鵬の優勝回数... -
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■名初日 遠藤倒し、照ノ富士浮上
初日の注目に値する一番は横綱・大関がらみの取組ではない。若いパワーが激突した遠藤対照ノ富士戦である。この一番は期待以上の熱戦を展開した。遠藤が食い下がる有利な体勢をつくるも、照ノ富士がしのいで遠藤の体勢をおこして寄り切った。遠藤は粘力相... -
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■夏千秋楽 特別な日千秋楽に注文
五月場所、終わってみれば白鵬の優勝という予想通りの結果となった。白鵬の優勝は29回と大鵬の32回へまた一歩迫った。白鵬は今後何回優勝できるか。詳しくは3月13日「■春四日目 常勝白鵬の優勝回数を推論する」をご覧いただきたい。今場所の熱戦ナンバー... -
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■夏14日目 いいたい放題
日馬富士、反則負けで3敗。千秋楽の横綱決戦はなくなるカタチとなった。「2014年はどうなる」(1月7日)で、日馬富士は横綱同士の優勝決戦が何度できるか今年はそこに注目していると書いたが、またしても実現しなかった。残念!それにしても横綱同士の... -
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■夏13日目 遠藤のリベンジ
一月場所に続き、13日目は土日並みに観客がはいった。それもチケットの売れ行きのスピードは一月場所以上に早かった。大観衆のなか、遠藤が栃煌山に8敗目をきっし、負け越しが決まった。観客の声援は誰よりも多いが期待に応えられない結果となった。七月... -
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■夏12日目 速攻白鵬1敗対決を制す
大相撲ファンが注目したこの日の大一番は意外な内容で終わった。優勝を左右する白鵬対稀勢の里の1敗対決は白鵬の速攻に稀勢の里は何もできずに完敗。およそこれまでの両者の対決からは予想できなかった。思い起こせば白鵬はこの場所の遠藤戦にも速攻で一... -
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■夏11日目 優勝戦線異常あり
激しく降る雨でも大勢の観客で埋め尽くされた国技館。ここへきて白鵬がよもや、いや負けるべくして豪栄道に負けた。5日目に白鵬の相撲の乱れを書いた。前日の栃煌山戦にも見られた。白鵬の敗因は豪栄道の体勢をくずし、喜び勇んで出ていったがかわされた... -
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■夏10日目 場所の行方
消費税増税後の初の本場所は大盛況のなかで終盤へ突入する。この日上位は順当勝ち。稀勢の里-琴奨菊は対戦成績こそ琴奨菊が差をつけているが、今の両者の状況から稀勢の里が勝利した。ここまで白鵬が全勝、1敗が稀勢の里、勢。11日目1敗同士の稀勢の里-... -
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■夏9日目 熱戦賞の制定
土俵の充実が叫ばれて久しい。だが、具体策となると簡単ではない。しいて言うなら稽古につぐ稽古だが、お題目だけになりそうである。土俵の充実でひとつだけ大きく変わったことがあった。古い映像をご覧になった方はお気づきだろうが、両者手をおろさずに... -
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■夏8日目 遠藤はどこまで出世するか
遠藤が大関稀勢の里に対して立ち合いすばやく左四つ相手に上手を与えないいい体勢をつくった。くい下がらんとするも攻め手に欠け、稀勢の里の圧力に屈して正面土俵下に転落した。この日のお客さんから「今日は稀勢の里-遠藤戦で燃え尽きたな」という声が... -
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■夏7日目 鶴竜は見習い横綱?
土日は早くからチケットが売り切れていた。そのため、この日は大勢のお客さんで館内はふくれあがった。六日目は平日にもかかわらず、遠藤対琴将菊への期待か満員御礼という好況ぶりである。この場所の見所は遠藤の上位第二ラウンドと鶴竜の新横綱としての... -
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■夏6日目 遠藤、負けて覚える相撲かな
遠藤が大関琴奨菊に挑むのは3度目である。これまでは相撲を取らせてもらえず、一方的に土俵の外へ出されていた。横綱鶴竜を倒した勢いでどんな相撲を取るか。あるいは今度こそ勝利するか。期待いっぱいである。この日、異例の?満員御礼がでた。もしやこ... -
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■夏5日目 白鵬の相撲に乱れ
白鵬対宝富士の一番は白鵬の勝利を疑う者はいまい。しかし、白鵬はいかにも軽くあしらおうとしてはたきや引きが目だった。宝富士が腰高の白鵬を寄り立て土俵につまる場面さえあった。最後は白鵬が勝利したが、かなり追い詰められた相撲内容であった。相撲... -
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■夏4日目 遠藤果敢な攻めで鶴竜倒す
4日目の注目の一番は横綱鶴竜と超新星の遠藤の一番である。先場所紙一重で鶴竜が勝ったが、もし遠藤が勝っていれば鶴竜の横綱昇進は微妙だったかもしれない。また、遠藤は勝ち越しの目があったかもしれない。それだけ明暗を分けた勝負だけに今日の一番に... -
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■夏3日目 横綱、その宿命
日馬富士が3日目にして、鋭い立ち合いから前に出て、豪風を倒した。初日、安易な引きで墓穴を掘り、2日目は碧山に危ない相撲を取っただけに安堵したことだろう。横綱は栄光の座であるとともに常勝を宿命づけられている。そこには負けが込むと相撲に迷い... -
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■夏2日目 遠藤の変化
遠藤が松鳳山の突き押しにいいところがなく、一方的に敗れた。遠藤はなかなか髪が伸びず、ずっとザンバラ髪であった。場所前はじめて髷を結い、初日は髷後1勝したが、2日目は髷後1敗となった。遠藤はまだ馬力相撲に弱い。琴奨菊戦は工夫が見たい。遠藤... -
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■夏初日 落ち着いた取り口の新横綱鶴竜
鶴竜所作をミスる。初日2日前の奉納土俵入りがこう報道されただけに注目された鶴竜の新横綱の土壌入りである。過去には新横綱ではないが、白鵬がせり上がりをせずに終えたことがあった。新横綱鶴竜は観客の拍手のなか、堂々と梅ヶ谷型の土俵入りをおこな... -
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■春千秋楽 横綱の問題点
14勝1敗で初優勝した鶴竜の横綱昇進は決定的だ。鶴竜は予想を超える相撲でよくやったと思う。初優勝は心から祝福したい。しかし、横綱に関してはどうしてもいっておきたいことがある。2場所好成績をあげただけで横綱と騒ぐのはいかがなものか。横綱の地... -
本場所レポート
■春十四日目 白鵬は大鵬に及ばない
横綱白鵬の前日の琴奨菊戦の負け方が気になった。受身の相撲を取り、まるで勝利を放棄したかのような一番に見えた。だからこの日の1敗同士の大関鶴竜戦も同様な一番になるのではという厭な予感がした。そしてその通りになってしまった。横綱大鵬は下から... -
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■春十三日目 稀勢の里のガチンコ精神はりっぱ
この日全勝の横綱白鵬が6勝6敗でもろい負け方をしている琴奨菊によもやの負け方をした。終始受身の相撲で白鵬らしい反応の早さがまるでなかった。そもそも突進型に立ち合い踏み込むのが白鵬の相撲なのに不可解な負け方であった。二所ノ関の事実上の祖玉... -
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■春十二日目 鶴竜は静かなる闘志のタイプ
優勝をかけ、全勝の横綱日馬富士と1敗の大関鶴竜が激突した。相撲はあたっていなした鶴竜が体勢がおよいだ日馬富士を送り出した。場所前の予想は鶴竜の優勝は容易でない、というのが大半の見方だった。まして初日遠藤戦は紙一重の勝利だし、先場所負けた... -
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■春十一日目 十両、気になるやつら
今場所十両が気になる好感度力士豊真将10日目まで十両全勝の豊真将はかなり好調である。この日は琴勇輝を相手にのどわをしのぎ、まわり込んで寄り立てた。短い時間の中にも一瞬の攻防が凝縮された一番であった。豊真将は丁寧な礼をし、懸賞金を受け取る際... -
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■春十日目 琴奨菊は限界か
この日の琴奨菊は高安に敗れ、4連敗。星も5勝5敗の五分になった。成績もさることながら、負け方がもろい。琴奨菊は大関在位14場所目である。この間12勝以上0、11勝、10勝3場所、8勝、9勝が7場所、カド番2回これを見る限り琴奨菊は弱い大関の仲間... -
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■春九日目 異例の満員御礼
三月場所開催会場の大阪府立体育館、この会場にはいくつかの特徴がある。まず、土俵が2階に設置されている。椅子席に桝席C1人分より高い席がある。自由席は東西の両端にあるが、そのブロックに使用禁止の椅子がある。桝席を組むための鉄柵が見えにくく... -
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■春八日目 優勝のゆくえ
白鵬と日馬富士の両横綱がともに全勝で折り返した。一敗で鶴竜が追いかけるが、白鵬が追いかける立場になってはじめて互角になる。大砂嵐は上位にあてられた場合、勝ち続けるのは容易ではない。日馬富士は体調が万全ではなく、初日の豊ノ島戦は捨て身の勝... -
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■春七日目 長足の進歩大砂嵐
大砂嵐対舛ノ山戦は突いてくる舛ノ山に対し大砂嵐は左差しで完全に突かせない。次の一瞬右突き落としでくだし、初日から7連勝と好調。二日目の妙義龍戦こそ強引な上手投げであったが、ほかは内容がいい。まず、腰がおりるようになった。四つ身では引きつ... -
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■春六日目 気になる琴欧洲の負け方
関脇同士の激突、豪栄道対琴欧洲戦はあっけなく琴欧洲が負け、5連敗となった。負けること自体は両者の勢いから予想されたことだが、琴欧洲はこの一番に限らず、負けるときはこらえることがなく、あっさり負けが目立つ。精彩が見られない。限界なのだろう... -
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■春五日目 横綱・大関戦を終えた遠藤の評価
遠藤が最後の横綱・大関戦の稀勢の里戦で勝利した。といっても内容は押し込まれ、力を封じられアップアップの中で勢い余った稀勢の里が土俵を割ったような内容だった。横綱・大関に挑んだ遠藤をどう評価するか。力の差は歴然としているいることが判明した... -
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■春四日目 常勝白鵬の優勝回数を推論する
3月11日は白鵬29回目の誕生日であった。白鵬は29歳で29回目の優勝を目指す。この日は隠岐の海を寄せつけず、4勝と好調。大鵬の32回最高優勝回数が視野にはいってきた。それでは32回越えの後、白鵬はいったい何回優勝するか。これは相撲ファンにとっては... -
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■春三日目 大関在位の長い横綱
鶴竜が苦手隠岐の海にあっさり負けた。鶴竜の横綱昇進に関してはこれまで述べた通り、現段階では問題にもならない。連続全勝優勝して横綱に昇進した日馬富士でさえ、あれほど苦しんでいるのだ。現在の3大関は大関在位が12場所目から15場所目に入っている... -
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■春二日目 日馬富士の今後
前日豊ノ島にふところにはいられた日馬富士、このピンチを捨て身の首投げで逆転勝ちした。休場明けで負傷は完治せず、稽古も十分とはいえない。不安材料が多い中、角界の超新星遠藤との一戦は苦戦を免れまいと見るのが自然だった。だが、この日の日馬富士... -
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■春初日 鶴竜-遠藤,紙一重の勝負の分岐点
鶴竜対遠藤戦は初日最大の注目の一番である。稽古場では遠藤を圧倒していた鶴竜だが、本場所は別である。実際の一番は予想を超えるスリリングな内容となった。鶴竜は立ち合い鋭く右前褌を取りにいった。遠藤突き放しにいくが、突ききれず鶴竜の右前褌を上... -
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■千秋楽 白鵬対鶴竜戦を斬る
白鵬 横綱 優勝27回 193センチ 151キロ右四つ 寄り 反応の早さが強み デビューで負け越して横綱になった珍記録の持ち主 鶴竜 大関 優勝同点1回 186センチ 150キロ右四つ 下手投げ 技巧派 入門志願の手紙を日本に送るエピードをもつ14戦全... -
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■十四日目 鶴竜の相撲内容を分析する
鶴竜が立ち合いを制し、稀勢の里をはたき込んで1敗を守った。これで全勝の白鵬と千秋楽、優勝をかけた結びの一番ががぜん注目の取組となった。それにしても鶴竜は1敗のままよくここまできたものである。その点はよくやったと評価できる。次に相撲内容を見... -
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■十三日目 充実白鵬全勝優勝の可能性を探る
平日のチケットに異変あり。この日販売したのはイス席B、残りわずかのマス席Cと当日売りの自由席のみであった。やがてイス席Bと自由席は完売し、満員御礼の垂れ幕が下がった。13日目の満員御礼はこれまでもあったが、それ以上に本当によく入った。土日の館... -
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■十二日目 意外な形で終わった遠藤の大関戦
今日の注目の取り組みは結び前の一番遠藤対大関琴奨菊戦である。ここまで9勝2敗と好調の遠藤。前日は巨体の臥牙丸を上手投げで倒し、勢いにのっている。新聞では最速大関撃破だの見出しが紙面を飾る。一方、右大胸筋断裂によってテーピングが痛々しい琴... -
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■十一日目 終盤の焦点
白鵬が琴欧洲を退け全勝、鶴竜も豪風を寄せつけず1敗を守った。しかし、優勝への盛り上がりがいまいち感じられない。それは、数字上は1差でも実態はそれ以上の開きがあることを相撲ファンは感じている。白鵬が危なげない相撲を取り続け、稀勢の里が低迷... -
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■十日目 苦手が多すぎる琴欧洲
大関復帰を目指す琴欧洲が苦手松鳳山の突き押しに後退し、4敗目をきっした。松鳳山にはこれで5連敗。対戦成績も2勝7敗となった。松鳳山だけでない。琴欧洲はほかの下位力士安美錦(18勝19敗)、豊ノ島(15勝14敗)も苦手としている。今場所は果敢な攻... -
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■九日目 勝負弱い以前の稀勢の里
稀勢の里が豊響に一方的に押し出され敗れた。これで4敗目である。予期せぬ出来事とはこのことである。人生には上り坂もあれば下り坂もある。しかし、もう一つ坂がある。それはまさかのさかである。と言ったのは小泉首相である。まさにこの一番はまさかの...