大相撲

■十日目 苦手が多すぎる琴欧洲

2014年1月21日

大関復帰を目指す琴欧洲が苦手松鳳山の突き押しに
後退し、4敗目をきっした。松鳳山にはこれで5連敗。
対戦成績も2勝7敗となった。松鳳山だけでない。
琴欧洲はほかの下位力士安美錦(18勝19敗)、
豊ノ島(15勝14敗)も苦手としている。今場所は
果敢な攻めで両力士を退けているが。次の場所は
あてにならない。要するに苦手が克服されていない
のだ。しかも、わりと同じような負け方をする傾向が
ある。

千代の富士は平幕のとき琴風の出足相撲に5連敗した。
しかし、琴風相手の出稽古を繰り返し、最後は22勝
6敗と圧倒するようになった。柏戸は横綱若乃花の
胸を借りに両国から阿佐ヶ谷まで出稽古にいった。
力士を強くするのは目的意識をもった稽古である。
琴欧洲がこのまま終わったとしたらあまりにも
寂しい。
140121十日目幕内 1063

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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