大相撲

■名10日目 相撲100年の体系

2014年7月28日

この日東の椅子席に子供たちの大集団が座っていた。
白鵬が土俵に上がるや彼らから大声援が館内に響いた。
白鵬が自費で招待した鳴海小学校100名の児童たちで
ある。鳴海小学校は宮城野部屋宿舎の近くにある関係から
実現した。土俵は白鵬が好調豪風を寄せ付けず寄り切ると
大歓声となった。

140722十日目幕内 1110

プロレスラー力道山は興行会社社長でもあり、プロレス
100年の体系として少年ファンを大切にした。大相撲は
昔から年配者の見るものというイメージがついてまわった。
筆者は以前から少年・少女、学生が割引で見られるシス
テムがあればと考えていた。

生で観戦すればテレビではわからないライブ感覚が伝
わってくる。豊真将が初日から14連敗したとき、千秋楽
の豊真将戦は異様に盛り上がったことがあった。自分の
ごひいいき力士を土俵だけでなく直接みることができる。

白鵬の小学生大招待は大相撲100年の体系につながるもの
として賞賛したい。

140722十日目幕内 1133

※追記 13日目テレビ解説者の九重親方(元横綱千代の
富士)を待つ少年と話した。土俵の勝負を予想しながら
勝負の見所を語り合った。大相撲中継が終わり放送室
から出て来た九重親方にサインをもらい、少年は上機嫌で
愛知県体育館を後にした。こういうことの積み重ねがファンを
増やしていくことになると思う。 

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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