大相撲

■十三日目 充実白鵬全勝優勝の可能性を探る

2014年1月25日

平日のチケットに異変あり。この日販売したのは
イス席B、残りわずかのマス席Cと当日売りの自由席
のみであった。やがてイス席Bと自由席は完売し、
満員御礼の垂れ幕が下がった。13日目の満員御礼は
これまでもあったが、それ以上に本当によく入った。
土日の館内と錯覚するほどであった。

そんな中、白鵬が低迷している稀勢の里を組ませず、
突き押しで一蹴し、勝負を決めた。今場所13日間は
無難な取り口でここまで13戦全勝。先場所は終盤連敗
して優勝を逃しているだけに引き締めてかかってくる。

残る2日間の対戦相手はカド番を脱出した大関
琴奨菊と一敗で白鵬を追走する大関鶴竜である。
しかし、白鵬にとって両大関は関脇以下の要注意
力士より意外性が少ないだけに取り易いのでは
ないだろうか。

今場所は思いがけず日馬富士が休場して、白鵬の
一人横綱の場所となった。白鵬は朝青龍の突然の
引退以来、一人横綱の時代が15場所あるが、10場所
優勝している。しかも、この間7連覇63連勝を達成
している。実績、引き締めてかかる姿勢、今場所の
充実ぶりから全勝優勝の可能性は高い。
140124十三日目幕内 1121

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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