大相撲

■名14日目 白鵬、琴奨菊併走で千秋楽へ

2014年7月29日

この日白鵬は鶴竜を力の入った相撲の末寄り切り、琴
奨菊は2敗同士の対戦で高安を一方的に退けた。14日目を
終え、2敗で白鵬と琴奨菊が千秋楽を向かえることに
なった。白鵬が並んで、かつ直接対決しない場合は
過去どれだけあったのか調べてみた。

140726十四日目幕内 1068
140726十四日目幕内 1169

2006(平成18)年三月場所
横綱朝青龍 1敗(白鵬)
関脇白鵬  1敗(栃東)

千秋楽、朝青龍は大関栃東に、関脇白鵬は7勝7敗の
大関魁皇に敗れ、優勝決定戦になった。一日の長がある
朝青龍が優勝した。

2006(平成18)年五月場所
大関白鵬 1敗(雅山)
関脇雅山 1敗(旭天鵬)

千秋楽は雅山が朝赤龍に白鵬が把瑠都に、ともに勝利し
優勝決定戦になった。離れれば雅山、組めば白鵬という
なかで白鵬が組み止めて勝利した。白鵬は初優勝を達成
した。

2007(平成19)年三月場所
横綱朝青龍 2敗(時天空、雅山)
大関白鵬  2敗(稀勢の里、朝青龍)
千秋楽は朝青龍が大関千代大海に白鵬は大関琴欧洲に
ともに勝利し、優勝決定戦になった。立ち合い白鵬の
一瞬のはたきで朝青龍の指先が土俵をはいてあっけない
相撲で白鵬が2度目の優勝を果たした。

2008(平成20)年十一月場所
横綱白鵬 2敗(安美錦、安馬)
関脇安馬 2敗(稀勢の里、豪栄道) 

千秋楽は関脇安馬(後の日馬富士)が把瑠都に、横綱白鵬
は琴光喜に勝って優勝決定戦になった。横綱白鵬が一枚
上手で9回目の優勝となった。

2010(平成22)年十一月場所
横綱白鵬    1敗(稀勢の里)
前頭9枚目豊ノ島 1敗(旭天鵬)

白鵬の連勝が63でストップした場所である。千秋楽白鵬は
大関琴欧洲を、豊ノ島が稀勢の里を倒し、優勝決定戦に
なった。白鵬が豊ノ島を後ろ向きにして17回目の優勝を
達成した。

2011(平成23)年九月場所
横綱白鵬  2敗(稀勢の里、琴奨菊)
関脇琴奨菊 2敗(鶴竜、栃煌山)

千秋楽、琴奨菊は大関把瑠都に敗れ後退。白鵬は大関
日馬富士に勝利し20回目の優勝を達成した。

白鵬は千秋楽を相星で向かえ、直接相星力士との対戦
なしのケースは次のようになった。1度優勝をのがすも
現在は5連続優勝を達成している。

※追記 今場所も2011年九月場所と同じパターンになった。 

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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