大相撲

■春四日目 常勝白鵬の優勝回数を推論する

2014年3月13日

3月11日は白鵬29回目の誕生日であった。白鵬は
29歳で29回目の優勝を目指す。この日は隠岐の海を
寄せつけず、4勝と好調。大鵬の32回最高優勝
回数が視野にはいってきた。それでは32回越えの後、
白鵬はいったい何回優勝するか。これは相撲ファン
にとっては大変興味深いテーマである。

優勝回数を32回優勝の大鵬、31回優勝の千代の富士と
比較しながら推論してみる。その年に誕生日を迎える
年齢別に優勝回数を出してみた。かっこは休場回数
である。注として白鵬26歳の年は1場所中止になり。
年5場所である。引退した場所は休場扱いしていない。
白鵬29歳の年は当然ながら一月場所までである。

    白鵬   大鵬   千代の富士
20歳       1
21歳  1(1)  3
22歳  4    4
23歳  4    3
24歳  3    4(1)
25歳  5    3
26歳  4    5(1)           3(1)
27歳  2    3(2)           4
28歳  4    2(4)           2(1)
29歳  1    2(2)            1(3)
30歳       1(2)            4
31歳       1              5(1)
32歳                      3(1)
33歳                      4(1)
34歳                      3(1)
35歳                       2(1)
36歳                       0(2)

白鵬と大鵬は若いときから優勝を積み重ねてきて
いるのに対し、千代の富士は20代後半から力を出し、
力士生命が長いほうといえる。白鵬と大鵬を比較
すると大鵬のほうが優勝回数は出足がいい。白鵬は
28歳まで大鵬の優勝回数を超えたことはない。29歳の
今年3回優勝すれば並び、4回優勝して始めて超える。
白鵬は28歳の年まで1年平均で3.38回優勝している。

千代の富士は36歳の年齢の年まで相撲を取ったが、
白鵬は何歳まで取れるか。モンゴル人力士は日本人
力士ほど神経質ではなく、大草原気質?で案外力士
生命が長いのではないかと見ている。まして白鵬は
大鵬・千代の富士が初優勝後12回休場しているのに
対し現段階では1回しか休場していない。

31歳まで現在のペースでいくと29歳の年から31歳の
年までは10回優勝できることになる。31歳の年まで
38回優勝できることになる。34歳まで取れるとすると
優勝ペースは落ちるだろうが、年1回は優勝できる
のでは。白鵬の優勝回数は40回を超える可能性を
秘めている。
<写真は白鵬対隠岐の海>
140312四日目幕内 1175白鵬

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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