大相撲

■春三日目 大関在位の長い横綱

2014年3月12日

鶴竜が苦手隠岐の海にあっさり負けた。鶴竜の
横綱昇進に関してはこれまで述べた通り、現段階
では問題にもならない。連続全勝優勝して横綱に
昇進した日馬富士でさえ、あれほど苦しんでいる
のだ。現在の3大関は大関在位が12場所目から15場所
目に入っている。

大関在位が長いといわれて横綱になったのが佐田の山
である。佐田の山は大関在位17場所。今の大関在位
場所数に近い。後に玉乃島(後の玉の海)が20場所、
北の富士が21場所で昇進した。佐田の山の大関17
場所を見ると、12勝以上7回、10勝、11勝が4回、
1ケタ勝利5場所、1勝もできず途中休場が1回。
176勝66敗13休、勝率7割2分7厘。

佐田の山は突っ張りを得意とする闘志あふれる相撲を
取った力士である。豊山(内田)が台頭すると「学生
さんには負けられませんよ」と発言し、両力士の
対戦は熱気を帯びていた。横綱大鵬との一番は熱戦が
多く内容が濃かった。今の鶴竜をはじめとする大関は
佐田の山におよばない。
佐田の山栃ノ海

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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