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■夏6日目 遠藤、負けて覚える相撲かな

遠藤が大関琴奨菊に挑むのは3度目である。これまでは
相撲を取らせてもらえず、一方的に土俵の外へ出されて
いた。横綱鶴竜を倒した勢いでどんな相撲を取るか。
あるいは今度こそ勝利するか。期待いっぱいである。
この日、異例の?満員御礼がでた。もしやこの一番が
お客を呼んだのではと思った。というのは4日目の鶴竜
対遠藤戦があった日は8000人以上のお客さんが入ったのに
5日目は7000人台だったからである。遠藤対横綱・大関
戦は観客を動員する。そんな気がした。
さて、肝心の琴奨菊対遠藤戦は琴奨菊の馬力に遠藤後退、
一度は回り込むもそのまま西土俵で土俵下へ転落した。
遠藤の課題はどんどん前へ出てくるパワー相撲をどう克服
するかである。輪島は立ち合い鋭く踏み込んで、左前褌を
取って自分の形にした。うまい相撲というのは自分が力を
発揮できる形で取れることである。
負けて覚える相撲かな。遠藤の突破力に期待する。

140516六日目幕内 1311

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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