大相撲

■夏6日目 遠藤、負けて覚える相撲かな

2014年5月16日

遠藤が大関琴奨菊に挑むのは3度目である。これまでは
相撲を取らせてもらえず、一方的に土俵の外へ出されて
いた。横綱鶴竜を倒した勢いでどんな相撲を取るか。
あるいは今度こそ勝利するか。期待いっぱいである。

この日、異例の?満員御礼がでた。もしやこの一番が
お客を呼んだのではと思った。というのは4日目の鶴竜
対遠藤戦があった日は8000人以上のお客さんが入ったのに
5日目は7000人台だったからである。遠藤対横綱・大関
戦は観客を動員する。そんな気がした。

さて、肝心の琴奨菊対遠藤戦は琴奨菊の馬力に遠藤後退、
一度は回り込むもそのまま西土俵で土俵下へ転落した。
遠藤の課題はどんどん前へ出てくるパワー相撲をどう克服
するかである。輪島は立ち合い鋭く踏み込んで、左前褌を
取って自分の形にした。うまい相撲というのは自分が力を
発揮できる形で取れることである。

負けて覚える相撲かな。遠藤の突破力に期待する。

140516六日目幕内 1311

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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