大相撲

■夏12日目 速攻白鵬1敗対決を制す

2014年5月23日

大相撲ファンが注目したこの日の大一番は意外な内容で
終わった。優勝を左右する白鵬対稀勢の里の1敗対決は
白鵬の速攻に稀勢の里は何もできずに完敗。およそこれ
までの両者の対決からは予想できなかった。思い起こせば
白鵬はこの場所の遠藤戦にも速攻で一直線に突っ走って
寄り倒している。

速攻といえば柏戸、北の富士、琴錦が思い浮かぶ。柏戸は
前褌を取って出るではなく、走ると言われた。北の富士は
新横綱の場所、大鵬戦で双差しになり、一気に走った
ところ首投げの逆襲で敗れ、新横綱優勝をのがしたことが
思い出される。琴錦の出足鋭いスピードあるれる取り口は
F1相撲と呼ばれた、

白鵬がみせた速攻相撲。白鵬にこんな相撲を取られては
太刀打ちできない。これで白鵬は優勝に大きく前進した。
なお、勢が優勝圏内というなら、横綱・大関戦が少な
すぎる。優勝とは出場した横綱・大関全員と対戦して
始めて権威、価値が生まれるのだ。ということを付け
加えておく。
140522十二日目幕内 1229

 

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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