大相撲

■春八日目 優勝のゆくえ

2014年3月16日

白鵬と日馬富士の両横綱がともに全勝で折り
返した。一敗で鶴竜が追いかけるが、白鵬が追い
かける立場になってはじめて互角になる。大砂嵐は
上位にあてられた場合、勝ち続けるのは容易ではない。

日馬富士は体調が万全ではなく、初日の豊ノ島戦は
捨て身の勝利など不安視していたが、よくここまで
全勝できたと感心する。場所で調子をあげてきたと
いえる。しかし、後半戦も油断できない相手が続く。
特に豪栄道戦が鍵になる。

白鵬は二日目の玉鷲戦がやや危ない程度で体は
よく動き、反応は相変わらずいい。優勝を争う中では
一番内容がいい。全勝するつもりで取り組んでほしい。

鶴竜は大関戦をのりきることが第一の関門である。
横綱戦を前に2差つけられると苦しい。第二関門の
横綱戦を勝ちぬくのはさらに難しい。逆転優勝は
ミラクルに近い。

本命白鵬、対抗日馬富士、大穴鶴竜が今場所の優勝の
ゆくえである。    
140323千秋楽表彰 003賜杯

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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