大相撲

■初 初日 注目の一番に熱戦なし

2015年1月12日

今年初の大相撲が始まった。国技館は外、通路を問わず
人・ひと・ヒトであふれている。初日チケットはかなり早く
売り切れていた。満員札止めで昨年の九月場所を上回る
人気は確実である。一月場所の初日のみ新聞社の年間
最優秀力士、年間最優秀新入幕力士の表彰がおこなわれる。
150111初日幕内 906
初日注目の一番は横綱をめぐる一番ではない。若手、平成
生まれ同士の初対戦となる逸ノ城対遠藤の一戦である。
懸賞も結びの白鵬対栃煌山50本に次ぐ多さ22本である。
遠藤、150キロ、左四つ寄りが得意。逸ノ城、203キロ、右
四つ寄りが得意。喧嘩四つの対戦である。
150111初日幕内 911
両力士の対戦は意外な展開となった。遠藤が立ち合いから
当たって、果敢に攻めると逸ノ城は後退してこらえるも
足を出して勝負ありとなった。逸ノ城は体格を生かした
あたり、これだという攻め手がないのが欠点である。体重で
相手の攻めをこらえてからの反撃が目立つ。それがこの
一番にあからさまに出てしまった。
150111初日幕内 921
注目の一番は熱戦にほど遠い相撲内容になってしまった。
明暗を分けた遠藤・逸ノ城は今後横綱・大関戦でどういう
相撲を見せるか。注目は続く。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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