2015年はどうなるのテーマの最後が大関である。明日の
ホープより後回しなのである。そこに大関の価値が下がっ
ている現状が垣間見ることができる。
2014年の大関陣の成績
大関 成績 10勝以上 優勝争い
稀勢の里 58勝12敗 2 1
琴奨菊 49勝41敗 1 1
豪栄道 13勝17敗 0 0
もはや何もいうことはない。特別な地位大関として失格で
ある。せいぜい三役定着程度の成績である。
人によってはいまだ稀勢の里に横綱の期待を抱く方が
いるがほど遠い成績である。1場所平均10勝にあたる
年間60勝さえ達成できないでいる。大関時代が長いと
いわれた佐田の山でさえ18場所目には横綱に昇進して
いる。稀勢の里は一月場所で大関19場所目である。
稀勢の里の横綱は当分ない、が結論である。
<豪栄道と稀勢の里>
琴奨菊は2014年七月場所の12勝が最初で最後?の
優勝争いになりかねない。全盛期は過ぎた印象である。
つぼに入れば強さを発揮する反面、はずされたり、残され
たらもろさを露呈する。カド番は大関19場所で4回目である。
優勝争いになりかねない。全盛期は過ぎた印象である。
つぼに入れば強さを発揮する反面、はずされたり、残され
たらもろさを露呈する。カド番は大関19場所で4回目である。
琴奨菊の全盛期は大関直前の関脇時代がもっとも充実
していたといえる。
豪栄道は大関2場所しか経験していないが、大関で
なかったら、一月場所は前頭に転落している。大関
昇進時は優勝を狙うとか横綱を目指してほしいという
声があったが、むなしく聞こえる。大関としてのスタート
直後をくじかれたカタチとなったが、これを挽回するのは
直後をくじかれたカタチとなったが、これを挽回するのは
容易ではない。
そもそも大関は地位に恥じないだけの稽古をしている
のだろうか。大関にふさわしい稽古をしない限り、大関の
地位にふさわしい成績は残せない。2015年の大関陣は
そう大きな期待はできないが結論である。