この日の3横綱はさんざんな相撲内容だった。日馬富士
対碧山戦。碧山が横を向いたところをここぞとばかりに
日馬富士が出たが、距離がありすぎ落ちた。碧山が何か
したというより功をあせった日馬富士の体勢がくずれた
印象である。
<碧山対日馬富士>
白鵬対豪栄道戦。白鵬はこのところ3連敗中の豪栄道には
勝っておきたいところだ。ところが立ち合い十分になれないと
みるやいきなり引きに出た。紙一重で勝つには勝ったが、
相撲内容はまったくみるべき点はなく0点である。
<豪栄道対白鵬>
鶴竜対稀勢の里戦。スキなしうまさの鶴竜が立ち合いから
攻め込むが、稀勢の里の突く押しに防戦。まわりこみを
続けるも反撃のいとまなく、ついに土俵を割る。鶴竜に
怪しき兆候あり。
戦線は面白くなったが、再び内容のない横綱の相撲は
御免こうむる。
【福岡発】中洲に元力士が腕をふるう鉄板焼き店が
ある。お好み焼き等を食べながら、マスターやお店に来た
お客と相撲談義。お店に来たお客さんは千秋楽当日券に並ぶ
という。自由席は前売りで販売ルート・枚数制限で買える。
協会ホーム・ページの販売状況だと売り切れになっている
が、実際は全部販売せず、200枚は残っていることが判明
した。ただし、九州は並ぶ文化がなく、朝5時から並ぶ
ことはない。