大相撲

■夏千秋楽 特別な日千秋楽に注文

2014年5月26日

五月場所、終わってみれば白鵬の優勝という予想通りの
結果となった。白鵬の優勝は29回と大鵬の32回へまた一歩
迫った。白鵬は今後何回優勝できるか。詳しくは3月13日
「■春四日目 常勝白鵬の優勝回数を推論する」をご覧
いただきたい。今場所の熱戦ナンバー1は稀勢の里対
嘉風戦である。 

お正月は特別な日でなくなったが、千秋楽は特別な日だ。
各段の優勝決定戦がある。序ノ口から十両までの優勝者の
表彰式がある。幕内の土俵入りがいつもより25分早い。
是より三役がある。幕内最高優勝の表彰式が延々と続く。
今場所は21の表彰がある。三賞表彰、出世力士手打式、
神送りの儀式、優勝パレードが行われる。すべてが終わる
のは18時45分ごろである。

その千秋楽に2つ注文がある。まず、初日にも行われて
いる協会御挨拶である。滝川クリスタルをはじめとする
各人の東京オリンピック招致のプレゼン。「見せましょう、
野球の底力」をで知られる楽天の嶋が呼びかけた東北
復興の呼びかけ。両者に共通している点は自分の言葉で
語っていること。紙を見ないことである。協会御挨拶も
かくありたい。そうすれば毎回何を言うのかと相撲ファン
は興味深く耳をかたむける。

もう一つの注文は三賞に関してである。受賞力士を取組後
館内に発表していただきたい。13日目各段の全勝力士
同士が対戦するとき「この取組の勝者は今場所の○○の
優勝者です」と館内に放送しているのだから三賞受賞
力士も同様にしていただきたい。さらに、三賞の表彰式の
場合、表彰状は受賞力士に渡されるが、トロフィーは
渡されていない。トロフィーもきちんと力士に渡して
いただきたい。そうしてこそ表彰式になるのだから。
<写真右優勝した白鵬、旗手大喜鵬>、
千秋楽
 

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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