大相撲

大相撲人気は最高潮

2014年5月28日

大相撲東京場所の人気は一月場所、五月場所、九月場所が
かつての順位であった。ところが、昨年の2013年は九月
場所が最高人気場所であった。明けて2014年の一月場所の
人気は2013年の九月場所をさらに超えた。その一月場所の
人気を五月場所は超えてしまったから驚きである。平日
でさえ満員御礼が複数でたので、今場所の相撲人気を感じ
取っていた方もいるだろう。

具体的に観客数を数字でみてみよう。今両国国技館は1万
605人が札止め満員である。以前より少ないと感じる方が
いるかもしれない。しかし、2人桝席Bができたことによる
ものである。なお、千秋楽は音楽隊が入るので、厳密には
1万605人より少ないはずだが、約1万605人としておこう。
2013年九月場所は合計12万7427人で1日平均8495人、
2014年一月場所は13万2292人で1日平均8819人である。

さて五月場所だが、合計13万9967人で1日平均9331人で
ある。しかも、祝日が九月が2回、一月が1回あるのに
比べ五月はないのである。また、消費税でチケットの値段が
上がっているにもかかわらずこの数字である。

人気の大きな要因に遠藤があげられるのは間違いない。
特に横綱大関戦があると観客数がはね上がる傾向がある。
日本人で期待ができる存在だが、2場所連続負け越しは
観客数にどう影響するか気になる。筆者の友人はリピー
ターで毎場所5回くらい観戦にいくのだが、五月場所に
関しては1回だった。別の友人はいつもより早く国技館に
向かった。人気の陰に常連者の苦労あり。この人気は
いつまで続くか。そろそろ落ち着いた観戦があっていい。
<写真は優勝額を前にした白鵬(左)と鶴竜>
140510夏初日前日 181
 

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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