大相撲

■福岡13日目 白鵬の千秋楽決戦

2014年11月25日

優勝の行方はにわかに白鵬に傾いてきた。鶴竜が日馬富士
に負けて2敗目。鶴竜の相撲に陰りが出てきた。うまさを
封じられた鶴竜は体勢を立て直せないでいる。逸ノ城戦
で見せた勝利への執念が薄れていった。白鵬は不調の
琴奨菊をあわてず、騒がず料理した。
141121十三日目I幕内 1176
<鶴竜対日馬富士>
 
優勝は白鵬ががぜん有利な展開となった。仮に両者が1差で
決戦となっても白鵬が連敗することは考えられない。対戦
成績も白鵬が圧勝している。まして大鵬の最高優勝回数
32に並ぶだけに本割で一気に決めたいところだ。白鵬の
千秋楽決戦は意外なことに11勝9敗である。以下参照。
141121十三日目I幕内 1253
<白鵬対琴奨菊>
 
優勝決定戦のみ5勝1敗
2006年 三月 朝青龍に●
2006年 五月 雅山に ○ 初優勝
2007年 三月 朝青龍に○ 2回目の優勝
2008年 十一月安馬(後の日馬富士)に○ 9回目の優勝
2010年 十一月豊ノ島に○ 17回目の優勝
2012年 三月 鶴竜に○  22回目の優勝
20120325千秋楽幕内 1266
<2012年三月場所鶴竜と白鵬の優勝決定戦>
 
本割決戦2勝4敗
2008年 一月 朝青龍に○ 相星決戦 6回目の優勝
2008年 三月 朝青龍に● 相星決戦
2012年 七月 日馬富士に●相星決戦
2012年 九月 日馬富士に●1差つけられて
2013年 十一月日馬富士に●相星決戦
※追記2014年 十一月鶴竜に○ 1差つけて 32回目の優勝

本割と優勝決定戦4勝4敗    
2009年 一月 朝青龍に本割○ 決定戦●
2009年 五月 日馬富士に本割○決定戦●
2009年 九月 朝青龍に本割○ 決定戦●
2014年 一月 鶴竜に本割●  決定戦○ 28回目の優勝

【福岡発】福岡国際センターになじみの顔がぞくぞく
集結してきた。8日目から遅い夏休みをとってきた方、
13日目に有給休暇をとってきた方、大相撲だけでなく
アマチュア相撲を追いかける方、この後四国に渡る
とか。5、6人みかけたが、相撲が大好き人間ばかりで
ある。彼らこそ「土俵の目撃者」である。
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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