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■夏2日目 遠藤の変化

遠藤が松鳳山の突き押しにいいところがなく、一方的に
敗れた。遠藤はなかなか髪が伸びず、ずっとザンバラ髪で
あった。場所前はじめて髷を結い、初日は髷後1勝したが、
2日目は髷後1敗となった。遠藤はまだ馬力相撲に弱い。
琴奨菊戦は工夫が見たい。
遠藤にはもう一つの変化がある。それは四股名である。
学生出身で横綱になった輪島は本名のまま最後まで通
した。本人は「どこにでもある名前でないから」とまった
くその気がなかった。さて、遠藤の四股名はどうなるの
だろうか。部屋でよく使われる大翔○となるのだろうか。
実はここへ来て、「清水川」が浮上してきているという。
どこまでにつまった話か不明だが、いささかとまどいを
感じる。清水川は大正末期から昭和12年まで活躍した力士
でカマ首をもたげる仕切りは独特であった。波乱の土俵
人生(土俵の目撃者2014年1月3日参照)後に本領を
発揮して大関昇進、優勝3回を達成。昭和・平成で
唯一の名大関である。引退後追手風部屋をおこし、追風
山・二代目清水川らを育てた。定年で弟子は立浪部屋に
移ったが、清水川が最初に所属したのは清見潟部屋であり、
再入門した二十山部屋のルーツは高砂系である。
今遠藤は元大翔山の追手風部屋所属である。大翔山の
ルーツは小結緑島がおこした立浪部屋である。とまどいの
原因はルーツが異なるからである。遠藤は超新星にふさわ
しいフレッシュな四股名を期待する。
140512二日目幕内 620
 

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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