大相撲

■春2日目 石浦・宇良の技の相撲に集まる注目

2015年3月9日

2日目から前相撲が始まった。この日の前相撲が注目
されるのにはわけがあった。反り技を駆使する木瀬
部屋の宇良が出場するからである。宇良のアマ時代の
映像に見られる反り技の数々と身体能力は驚きをもって
見られ、がぜん注目の的となった。8時半から始まった
前相撲で宇良は難なく勝利した。次に1勝すれば一番
出世である。

150309・11前相撲 006
<宇良>

新十両で軽量の石浦が登場するとひときわ拍手が多くなる。
ああ、石浦はこんなに十両入りを待望されていたのか、
しみじみ思わずにはいられない。同時にこれとよくにた
力士を思い出す。それは隆の山である。同じ軽量で技能派
であった隆の山が新十両で見せた技の数々は強烈な
印象を残した。詳細は2014年8月1日の
をご覧いただきたい。(大型文字からリンクできます)
 この日、石浦は食い下がって明瀬山を倒し、2連勝と
好スタートとなった。

150309二日目十両 091
<明瀬山対石浦>

幕内だけが大相撲ではない。特にここ1年は技能賞が1度
しか出てないほど技能相撲が乏しくなっている。それだけ
ではなく、吊り出しやうっちゃりはほとんど見られなく
なった。力士の大型化は相撲を一変させてしまった。
「うっちゃりはなぜ消えたのか」というタイトルの本が
出たほどである。石浦、宇良の技の相撲は見ていて大相撲
を面白くしている。彼らが今後どこまで出世するか追い続け
たい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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